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勾配天井【実例あり】良いこといっぱいを徹底解説

2020.11.10

勾配天井、その文字から何となくどんなものか想像することができるかもしれませんが、実際にどのような魅力や欠点を持っているかは知らない方も多いでしょう。今回は、勾配天井の特徴、そしてメリット・デメリットについて説明していきます。

勾配、傾斜をつけた天井のことをいいます。屋根の勾配や形状に合わせて作ることが多く、本来であれば屋根裏になるところを部屋の一部として使うことになります。屋根裏を部屋として使うので通常の平らな天井よりも天井高が高くなり、雰囲気も全く違います。


|勾配天井のメリット


勾配天井の一番の特徴でもありメリットは、やはり開放感です。天井が高くなることで視線が縦に抜けるので広く感じます。さらに、ちょっとした工夫をすることでもっと広く開放的に感じます。写真のように、勾配天井にしたことで出来た壁に窓を付けることで、高い位置からの採光を確保できます。北側の窓であれば夏場でも激しい日差しは入りませんので、カーテンを付ける必要もないでしょう。南側の高い位置に窓を付ける際は、夏場の強い日差しを遮るために、ブラインドなどを付けておくと良いでしょう。また、構造用の梁をあえて見せることで天井が勾配になっていることを強調でき、さらに開放感が増します。写真のように、勾配天井部分を板張りにして斜めのラインを強調するという方法もあります。天井が斜めなだけで、デザイン性がアップし、家づくりの幅が広がるのも魅力です。

こちらは勾配天井を利用して、リビングにロフトを作っています。ロフトとリビングの繋がりで奥行き感がうまれたり、ロフトを子供の遊び場や書斎などにしたり、色々な使い方ができ魅力的です。勾配天井を寝室に作ったお家です。天窓からは降りそそぐ光を得られます。天井が低い方が落ち着くという方でなければ、ちょっと贅沢な雰囲気になるので寝室にもおすすめです。


|勾配天井のデメリット


ここまで、たくさんのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。例えば、照明器具の電球交換。今はLED電球が普及しており、昔ほど電球交換をする回数は減りましたが、交換する際には足場を組むか高さのある脚立が必要になります。また、シーリングファンや梁の上に埃がたまることもあるため、掃除も手間がかかります。


もうひとつは、コストの問題。平らな天井より勾配天井の方が、壁の面積は確実に増えます。その分のコストアップは仕方ありません。しかし、これは設計の段階で上手にコストを抑えることが可能です。写真を見ていただくとリビングとダイニング部分が勾配天井になっていることが分かると思います。勾配天井にしたことで約12帖のリビングダイニングは約5帖分の壁紙を張る面積が増えています。ところが、リビングダイニング以外のキッチン、洗面脱衣室、トイレ、ホールなどの天井高さを一般的な天井高さ240cmから20㎝低くしたことで、約6帖分の壁紙面積を減らすことができました。え?天井高さが220cmしかないの?と思われるかもしれませんが、家の中心にあるリビングダイニングが勾配天井であることによりその他の場所の天井の高さが気にならず、さらに付随する室内扉や窓の高さも220cmにすることで、視覚的にも天井が低いと感じにくくなっています。→天井の高さをうまく設計した、モデルハウスはこちらです


最後に、一番大切なことは性能です。性能の低い家、すなわち高気密・高断熱ではない家で勾配天井にしてしまうと、なかなか部屋が暖まらないなんてことが起こります。暖かい空気は上にたまります。これをサーキュレーターやシーリングファンなどを使い上下の空気を移動させることで十分部屋が暖かくなるはずですが、それは性能が良い家の場合のみ。性能が低い家は、そもそも平らな天井の部屋でも暖房効率は悪いでしょう。

→性能が良い家とは、どんな家なのか?詳しくはこちらから!


|まとめ


いかがでしたでしょうか?勾配天井にはメリットばかりではなく、デメリットもいくつかあります。ですが、最初の設計の段階からしっかり計画をして注意しておけば、とても開放的でおしゃれな空間になります。ぜひ、一度勾配天井の家を見学して開放感を体験してみてください。


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