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地震大国ニッポンで安全な家を建てるには?知っててほしい3つのこと

2021.02.02

column zisinn地震大国ニッポン。何となく「地震多いな」と思っていても、実際どれくらいの地震が起きているのか、分からない方も多いでしょう。気象庁のデーターによると、年間に起きる地震の平均回数は2001年~2010年ではM7.0~7.9で年に3回、M6.0~6.9は年に17回、M6.0~5.9では140回も起きています。2011年だけで見るとM7.0~7.9は8回も起きている、これが事実です。そんな地震大国ニッポンで地震に負けない安全な家を建てるにはどうしたらよいのか、まとめてみました。


|3つの条件


安全な家を建てるには3つの条件があります。

①構造計算をしっかりすること

②それぞれの材料が強度基準を満たしていること

③設計通りに施工が出来る業者が施工していること

この3つの条件を見て、「なんだ、そんなことか!」と思われる方もいるかもしれませんが、実はほとんどの木造住宅を施工する業者が①の構造計算をしていません。それは、構造計算は義務ではないから(こちらに関しては次の項で説明します)。構造計算をすることにより、導きだされるものが「耐震等級」ですが、この耐震等級にも種類があり、しっかりと理解していないと、想像より低い等級であることもありますので注意が必要です(この構造計算、耐震等級については<構造計算って必要?耐震等級って?知っておくべきお堅いお話>を参考ください)。②は①に付随するので、しっかりと構造計算をして、その通りの部材を搬入、施工してもらえれば問題はありません。③は第三者機関に建築現場の施工を検査してもらい、保証してもらうことが出来るので、活用しましょう。


|構造計算が免除される!?


住宅を施工する際には、必ず「建築確認申請」の手続きをしなければなりません。「建築確認申請」の手続きをする際に、耐震性などの確認をするため、構造計算書の提出が義務付けられているのですが、4号建築物と呼ばれる建築物については、構造計算書の提出が免除されています。4号建築物とは

・2階建て以下かつ延べ床面積500㎡以下かつ高さ13m以下かつ軒の高さ9m以下

・木造以外で平屋建て以下かつ延べ床面積200㎡以下

要するに、2階建て以下の木造住宅なら、ほぼ4号建築物に該当するということになります。木造住宅を建築するほとんどの業者が「構造計算」をしていない理由はここにあります。もちろん、建築確認申請時にも簡易的な方法で安全性のチェックは行います。それが壁量計算と4分割法です。必要な壁の量を満たしているか、また耐力壁の配置バランスが建物の4面にバランス良く配置されているかを確認します。ですが、これは構造計算ではありません。構造計算をしていないのに、構造計算をしていると謳っている(壁量計算と4分割法しかしていないのに)業者もいますので、注意が必要です。木造の住宅を建てる際には業者に構造計算をしているのか確認することをおすすめします。


|4号建築物も構造図書の保存義務化へ


2020年3月1日より建築士法が一部改正され、設計図書の保存義務の内容と期間が拡大され、全ての建築物に図書の保存が義務付けられ、さらに保存期間が15年間となりました。保存図書は

・配置図、各階平面図、立面図、2面以上の断面図

・基礎伏図、各階床伏図、小屋伏図、構造詳細図

・構造計算書

・工事監理報告書

となります。この中で注目して欲しいのが、やはり「構造計算書」です。全ての建築物、4号建築にも「構造計算書」の保存が義務化されたわけです。今までしっかりとした構造計算をしていなかった業者(していると謳っていた業者も)構造計算をしなければならない(しないと保存が出来ない)ことになります。今までも構造計算を「しなくてもよい」とは決して書いてありませんでした。ただ「建築確認申請手続き時に省略して良い書類だった」だけなのです。こうなると、構造計算をしていなかった業者は大混乱ですね。ただあくまで保存をしてくださいというだけのルール。まだ建築確認申請手続き時には「構造計算書」の提出義務はないわけです。ですが、しっかりと15年間書類を保存をしてくださいね!と一歩踏みだした施主を守る新しいルールとなりました。


|まとめ


木造の住宅を建てた後に不適切な設計や構造の強度不足など、様々なトラブルが後を絶ちません。ですが、この法改正で木造住宅の安全が確保され、地震大国ニッポンで安全な家がどんどん増えていくことになります。いずれ、「建築確認申請」手続き時にも「構造計算書」の提出が義務化されるのではないでしょうか。住宅の構造は人命にかかわる非常に重要なこと。しっかりとした業者にしっかりと強度を計算してもらい、しっかりと施工してもらいましょう。


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