2021.05.11
現在、世界規模で深刻な木材価格の高騰・供給不足になっています。
原因として新型コロナウイルスにより米国や中国等で住宅需要が増大した点や、木材を運搬する為のコンテナが世界的に不足している点等が挙げられます。
また日本の木材自給率も約3割と低く、7割は海外からの輸入に頼ってしまっているということも原因の1つです。
その為、殆どの住宅会社で
という問題に直面しており最悪、家を建てることさえできない状況です。
しかしながらコロナ禍による住宅需要は留まることを知らず増えております。度重なる緊急事態宣言、営業自粛などで世帯収入は減る一方、住宅価格が反比例して上がっていく現状をみて、当社としても判断を余儀なくされました。
その答えが、
ということです。
コロナ禍で外出が制限されている今だからこそ、家の中では快適な暮らしを提供したい。そんな想いでの判断です。またその判断をすることが出来た要因が2つあります。
ニュージランドに自社森林を持つウッドワン。地域に根差し良質な住宅を創造したいという、その長年の実績から第一住宅は安定した木材の供給を可能にしました。
一般的に建築資材の流通経路は、商社や問屋などが間に入ります。しかし当社ではウッドワンと直接の取引をしており、中間マージンが入らない為、安定した価格での仕入れを可能にしました。
そんな2つの要因が重なり、今回の判断をすることが出来ました。
当面は価格に転嫁はせず、据え置き価格でのご提供が可能ですが、いつ社会情勢が変わるかは分かりません。
しばらくはお客様にはご迷惑をおかけする場合があるかもしれませんが、ご協力を頂けますと幸いです。
なお、第一住宅の工法についてはこちらからご確認いただけます→第一住宅の工法