2026.05.01

ランドリールームは、間取りや乾燥環境が暮らしに合っていないと、「いらなかった」「使いにくい」と後悔するケースもあります。
広さや家事動線、収納計画、乾燥機の有無を考えずにつくると、洗濯物が乾きにくかったり、ほかの部屋を圧迫したりすることがあるからです。
今回は、国内最高クラスの気密性を標準仕様で提供している栃木の工務店『第一住宅』が、ランドリールームがいらなかったと感じる理由や、必要なご家庭・いらない可能性があるご家庭の違い、後悔しない間取りの考え方を解説します。
家事の負担を軽減する快適な家づくりのために、ぜひ最後までごらんください。
栃木で家事動線や収納まで考えた家づくりをご検討中の方は、第一住宅へお問い合わせください。
第一住宅は、高気密・高断熱に加え、換気計画まで考えた快適な住まいづくりをご提案している工務店です。

目次

せっかくつくったランドリールームでも、実際に暮らし始めると「いらなかった」と後悔するケースは少なくありません。
ここでは、よくある失敗例とその原因を3つのポイントに分けて解説します。
ランドリールームの失敗例で多いのが、広さが暮らしに合っていないケースです。
狭すぎると、洗濯物を干す・畳む・アイロンがけをするといった作業が窮屈になり、使い勝手が悪くなります。
一方、広すぎると「そのぶんリビングや収納を広くすればよかった」と後悔につながることもあります。
2畳・3畳といった畳数だけで判断せず、ご家族の人数や洗濯量、乾燥機を使うかどうかまで考えて計画することが大切です。
せっかくランドリールームをつくっても、洗濯物が乾かなければ、使う機会が減りがちです。
洗濯物が乾かないと生乾き臭やカビが発生しやすくなり、次第にその空間自体を使わなくなってしまいます。
窓を設けただけでは、乾燥環境として十分とは言えません。
そのため、窓の有無だけでなく、換気や除湿、空気の流れまで考えた計画が不可欠です。
住まいのカビ対策については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
〈関連記事〉カビない家に住みたい人に読んでほしい!カビを知ってカビとはさようなら
洗濯機から物干し場や収納までの距離が離れていると、無駄な移動が生じて日々の負担が増してしまいます。
ランドリールームの使いやすさは、「洗う・干す・畳む・しまう」という一連の動線で決まるからです。
また、以下のような収納や設備の計画不足も、空間が使いにくくなる原因です。
収納が足りないと部屋は散らかりやすくなり、使わない設備は貴重なスペースを圧迫しかねません。
「便利そうだから」ではなく、自分の洗濯スタイルに本当に合うかどうかを基準に検討しましょう。

ランドリールームは便利な反面、すべてのご家庭に必要なわけではありません。
自分の家に合うかどうかは、洗濯量・干し方・収納動線といった暮らしの実態から判断することが大切です。
以下の表を参考に、ご自身の生活スタイルと照らし合わせてみてください。
| 判断軸 | 向いているご家庭 | 優先度が下がるご家庭 |
|---|---|---|
| 洗濯量 | ご家族が多く、洗濯回数が多い | 1〜2人暮らしなど洗濯量が少ない |
| 干し方 | 室内干しが中心 | 外干しや乾燥機をメインに使っている |
| 家事動線 | 洗う・干す・しまうを一か所にまとめたい | 今の間取りで家事が十分完結している |
| スペースの優先度 | 家事専用の空間を確保したい | リビングや収納をできるだけ広くしたい |
| 生活スタイル | 共働きで夜に洗濯することが多い | 日中に外干ししやすい環境がある |
ランドリールームがとくに活きるのは、室内干しの機会が多く、洗濯から収納までの動線をまとめたいご家庭です。
一方で、乾燥機や外干しで洗濯家事が完結している場合は、専用空間の優先度が下がることもあります。

ランドリールームづくりで失敗を防ぐためには、単に広さを求めるのではなく、実際の使い方から逆算して間取りを設計していく必要があります。
ここでは、使い勝手を大きく左右する3つの設計ポイントを順番に見ていきましょう。
ランドリールームで大切なのは、洗濯機・物干し・作業台・収納の距離をできるだけ短くすることです。
この4つが近い場所にまとまっていると、洗濯から片付けまでの移動が減り、日々の家事負担を軽減しやすくなります。
ファミリークローゼットをランドリールームの隣に配置するプランは、干す→畳む→しまうの流れが一直線になるため、とくに相性がよい組み合わせです。
ただし、脱衣所と兼用する場合は、ご家族の入浴時間と洗濯作業が重なると使いにくい場合もあります。
動線だけでなく、ご家族が使う時間帯まで想定して計画しましょう。
延床面積が30坪前後の家では、独立したランドリールームを設けると、リビングや収納などを圧迫しやすくなります。
その場合は、脱衣所の一角に物干しバーを設ける、洗面所を少し広げるなど、必要な機能をコンパクトにまとめる方法も有効です。
専用部屋でなくても、「乾く・片付く・動きやすい」が整っていれば、洗濯家事の負担は減らせます。
将来的にランドリールームを後付けしたくなった場合でも、最初から水回りを少し広めに設計しておけば、リフォームの手間を減らしやすくなります。
ランドリールームに設ける設備は、「自分が実際に使う場面があるか」を基準に選ぶことが重要です。
作業台は、その場で洗濯物を畳んだりアイロンがけをしたりする方には重宝します。
スロップシンクは、泥汚れやお子さまの上履き、掃除用具を洗う機会が多いご家庭に向いています。
一方、使う機会が少ないご家庭にとっては、ただスペースを取るだけになりかねません。
コンセントは、除湿機・サーキュレーター・乾燥機・アイロンなど、実際に使う家電を想定して位置と数を決めることが大切です。
収納についても、洗剤・ハンガー・タオル・下着類の置き場まで具体的にイメージしてから計画すると、使い始めてからの「足りない」「しまいにくい」を防ぐことができます。
物干しバーや収納棚は後付けできる場合もありますが、コンセントや壁の下地に関わる部分は新築時に考えておくと安心です。
将来的にランドリールームを後付けする可能性がある場合も、使う家電や収納量をあらかじめ想定しておきましょう。
ランドリールームの設備と合わせて、室内干しの場所や干し方も見直してみると、さらに使いやすくなります。
室内干しの場所選びや干し方のコツは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉室内干しおすすめの場所とコツ3選【実例あり】

ランドリールームで後悔しないためには、広さだけでなく、ご家族の洗濯スタイルや収納動線に合う形を選ぶことが大切です。
ここでは、第一住宅の施工事例から、暮らしに合わせた3つのランドリースペースを紹介します。
■脱衣所兼用タイプ
脱衣所に洗濯機・乾燥機・ハンガーパイプ・作業カウンターをまとめた、省スペースで使いやすいランドリースペースです。
施主様も「別にいらないかな」と思っていたハンガーパイプが、実際には大活躍しているそうです。
暮らし始めてから使いやすさを実感しやすい工夫といえます。

■ファミリークローゼット隣接タイプ
バスルームから造作洗面、ランドリールーム、ファミリークローゼットまでが一直線につながる、無駄の少ない動線が魅力の事例です。
洗う・干す・しまうまでが近い場所で完結し、家事の負担を抑えやすい設計です。

■テラス併用タイプ
南面に配置したランドリールームと屋根付きテラスをつなげ、室内干しと外干しを使い分けやすくした事例です。
天気や人目を気にせず洗濯物を干しやすく、サンルームのような明るさと外干しのしやすさを両立できます。

栃木でランドリースペースを取り入れた住まいをご希望の方は、第一住宅へお問い合わせください。
第一住宅は、建築家とともに快適性・デザイン性を両立した住まいを提供している工務店です。

第一住宅には、今回紹介しきれなかった高性能でおしゃれな家の施工事例がまだたくさんあります。
栃木でマイホームを検討中の方は、ぜひごらんください。

ランドリールームを快適に使うためには、洗濯物をしっかり乾かし、湿気をためない工夫が欠かせません。
ここでは、後悔を防ぐための効果的な乾燥方法や湿気対策について解説します。
室内干しを快適にするには、「湿気を取る」「空気を動かす」「換気する」の3つをセットで考えることが基本です。
サーキュレーターで空気を循環させながら、除湿と換気を組み合わせることで、洗濯物が乾きやすい環境に近づきます。
換気計画が不十分だと湿気がこもりやすくなるため、間取り設計の段階から空気の流れを意識することが重要です。
乾燥機を日常的に使うご家庭では、広いランドリールームの優先度は下がります。
ただし、制服・ニット・デリケートな下着・大判のシーツなど、乾燥機にかけにくいものもあります。
専用の部屋をつくらなくても、洗面所に物干しバーを設けるなど、一時的に干せるスペースを確保しておくのがおすすめです。
栃木県で家を建てる場合は、冬の冷え込みや昼夜の寒暖差にも配慮したいところです。
室温が低いと洗濯物が乾きにくくなるため、ランドリールームは部屋単体ではなく、家全体の断熱・気密・換気計画とあわせた設計が必要です。
第一住宅では、高気密・高断熱を標準仕様とし、全棟で気密測定を実施しています。
こちらのページで、第一住宅が建築する住宅の換気性能をご確認いただけます。
室内干ししやすい環境を考えるうえでは、気密性を示すC値や断熱性を示すUA値も重要な指標になります。
C値とUA値の関係や、換気システムとの関わりについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連記事〉C値は意味ない論は終了。UA値とセットで必須|C値が低いと換気システムも意味ナシの理由を解説

ランドリールームとサンルームは、どちらも室内干しに活用できますが、得意なことが異なります。
ランドリールームは洗濯家事を一か所にまとめやすく、サンルームは日差しを活用して干しやすい空間です。
ただし、サンルームは夏の暑さや冬の寒さ、湿気の影響を受けやすい注意点もあります。
どちらが向いているかは、洗濯動線を重視するか、日当たりを重視するかによって異なります。
以下の表を参考に、それぞれの特徴を比較してみてください。
| 種類 | 向いている人 |
|---|---|
| ランドリールーム | 洗濯家事を室内で一気にまとめたい人 |
| サンルーム | 日差しを活用して明るい環境で干したい人 |
| ランドリースペース | 床面積を抑えつつ室内干しの機能を持たせたい人 |
設備の種類よりも、自分たちの洗濯スタイルや間取りとの相性を優先して選ぶことが、後悔のない家づくりにつながります。
室内干しのしやすさは、ランドリールームやサンルーム単体ではなく、家事動線・収納・採光・換気まで含めて考えることが大切です。
栃木で室内干ししやすい家をご希望の方は、第一住宅へお問い合わせください。
第一住宅は、デザインに妥協せず、家事動線や収納にもこだわった住まいを提供している工務店です。

ランドリールームには「いらなかった」と感じるケースもありますが、広さ・乾燥方法・収納・家事動線を暮らしに合わせて計画することで、日々の洗濯を快適にしやすくなります。
また、室内干しのしやすさは、ランドリールーム単体の設備だけでなく、住まい全体の断熱性・気密性・換気計画とも深く関わります。
とくに栃木県で家を建てる場合は、冬の冷え込みや寒暖差も踏まえた設計が大切です。
今回紹介した情報を参考に、ご家族の洗濯スタイルに合う間取りを検討し、後悔のない家づくりを進めていただけると幸いです。