2020.06.16
税金が戻ってくる「住宅ローン減税」、家を建てると現金がもらえる「すまい給付金」。家を建てる前に事前に調べてお得に家づくりをしましょう!
「すまい給付金」とは、消費税率引上げによる住宅取得者の負担を軽減するため現金を給付する、国土交通省の制度です。
対象者は
◆取得した住宅の所有者であり、その住宅に住んでいること
◆年収が一定以下(650万円以下)であること(家族構成により変動あり)
◆住宅ローンを使用せず現金で住宅を取得する場合は年齢が50歳以上のかた
となります。住宅の価格には関係なくあくまで収入ごとに定められています。
以下が、給付額の目安になります。
※消費税率10%で、2020年9月入居の場合。国土交通省すまい給付金HP「すまい給付金シミュレーション」(上記以外の条件:会社員、中学生以下子2人、住宅ローンの年利1%、借入期間35年)にて試算。
対象となる住宅にもいくつか要件があります
◆床面積が50㎡以上であること
◆住宅施工中に第三者機関の検査を受け、一定以上の品質が確認されていること
ここでいう一定以上の品質とは
①住宅瑕疵担保保険に加入した住宅
②建設住宅性能表示を利用した住宅
③住宅瑕疵担保責任保険法人により保険と同等の検査が実施された住宅
です。いずれの検査も原則として施工中に検査を行うものであるため、着工前に申込が必要になります。
また、新築住宅/中古再販住宅、住宅ローン利用の有無で要件が異なりますので注意が必要です。
平成26年から始まったすまい給付金制度ですが、令和3年12月(2021年12月)までに引渡しされ入居が完了した住宅までが対象となります。また、申請は引渡しを受けてから1年以内となっているため、それを過ぎると給付金はもらえなくなりますので注意しましょう。
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