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住宅ローン金利が0.15%上昇!?小さな変化が大きな影響のお話

2024.09.10



住宅ローンの変動金利が0.15%上昇するというニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか。この一見小さな数字の変化が、私たちの生活や経済にどのような影響をもたらすのか、簡単にご説明します。




そもそも金利とは?




金利をものすご分かりやすく言うと、お金を借りた時のレンタル料にあたります。利子や利息という言葉がありますが、金利と同じ意味です。

金利をどのよう決めるのかというと、ざっくりとまとめると日本銀行が設定する政策金利を参考にしながら、最終的な利率は各銀行が決定します。




変動金利のルール




ここでは、0.15%金利上昇すると言われている変動金利についてご説明します。変動金利とは言葉の通り金利が変動します。変動金利の他には固定金利があり、こちらは言葉のごとく固定で動かない金利です。なんとなく言葉だけ見ると、変動するよりも固定の方が安心なのでは?と感じますが、最近は変動金利をおすすすめする、選択されている方が多いようです。

なぜかというと、変動金利の方が低いから!参考に栃木の地方銀行を例にしますと、固定金利(10年固定)が1.85%、変動金利は0.65%と設定されています(2024年9月6日時点)。1.0%以上も低いとなると圧倒的に変動金利の方が有利ですよね。







0.15%上がった場合の支払額は?




では、一番気になる金利が上がった場合の支払額についてです。例えば借入3,000万円、35年支払いでボーナス払いなしの場合

パット見るとそんなに変わらないのではと感じますが、1年で16,200円、5年で81,000円も支払い額が増えることになります。

<金利が変わると、すぐに支払い額が変わるのか?>

実は、金利の見直しは半年に一度。だからと言って見直し後にすぐに金利が変動するわけではありません。変動金利の「5年ルール」を採用している場合(元利均等返済方式採用の場合、金利が上がっても5年間は返済額が変わりません。しかし、本来支払うべき利息額がなくなるわけではなく、金利上昇で返済額が増加した分は未払い利息として残ることになります。要するに、金利が上昇してもすぐには自分の住宅ローン支払い額が変わるわけではありませんが、結果いつか払うことになるということです。

また、月々の返済額の上昇幅は前回支払額の125%までというルールもあります。金利が急上昇した場合、当初予定していた返済額よりも上がりすぎてしまうと、ローンの返済が困難になるためです。ただし、こちらも5年ルールと一緒で、本来支払うべきローン支払い額がなくなるわけではありません。




変動金利のデメリット




変動金利は、金利が安いため月々の返済額が減るいっぽうで、金利上昇による利息アップが起きると、5年ルールのもと、元金をへらして金利上昇分を上乗せして返済額を決めます。要するに、返済額に占める利息割合が増えると元金の返済が進まず、完済が予定していた年数より延びてしまう可能性があります。

そのため、金利アップが続き利息だけで、当初の返済額を超えてしまう場合、超えた利息分はその時は支払わなくて良いのですが、いずれその分の支払いは発生するイメージです。要するに、金利アップが続くと、この未払い利息がどんどん増えていき、さらには元金(住宅ローン)の支払いが進まないという状況が起こるのです。それは、総支払額が増えるということになるのです。

簡単に変動金利の金利アップについてまとめてみました。

住宅ローンに関しては、難しいことも多くありますので、お家を建てる際に担当のスタッフに説明を聞き、自分にあった支払い方法、金利を決めることをおすすめします。

第一住宅は、しっかりと住宅ローンのご相談にのりますので、お気軽にお問い合わせください。



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