2024.10.15
花粉症というと春のイメージが強いですが、実は秋も花粉は飛んでいます。秋の花粉症はブタクサやヨモギなどの雑草が原因で、川の土手沿いや空き地など身近な環境に多く植生しています。暑かった夏から屋外が快適な陽気となるこの時期は、無意識のうちに多量に吸い込んで、春より重い症状になる事例も報告されているようです。今年は猛暑の影響で、夏場に草木が生い茂り緑が青々と元気に育っていたため、秋の花粉の量も多くなっていると予想されます。そんな花粉を家の中に持ち込まない対策を簡単にまとめてみました。
秋の花粉が飛散する時期は8月~10月。ほぼ全国的に分布し、9月を中心に10月頃にかけてが、秋の花粉症の注意期間となっています。ブタクサが飛散する期間は長く、関東では12月まで飛ぶこともあります。
秋の花粉症の原因となるブタクサやヨモギなどはとても身近な雑草で、住宅地や公園、河川敷などわたしたちの生活圏にたくさん存在しています。ブタクサなどは大きくても100cmほどの背丈のため、ちょうど4~5歳の平均身長ほどです。そして、秋花粉の一番の特徴は足元から上に飛散するということ。そのため、大人より小さな子どもの方が影響を受け易いとされる報告もあります。
また、春のスギ花粉よりも粒子が小さいため、吸い込むと気管支まで入り込みやすく、ぜんそくなどの症状が悪化することもあると言われています。ただし、背丈が低いため数メートルしか花粉は飛びませんので、ぜんそくの症状のあるお子様にはブタクサなどに近づかいように注意しておくと良いかもしれませんね。
色々と手を尽くしても、微細な花粉を完全にシャットアウトすることは困難です。そこで家づくりの際には、できるだけ隙間のない気密性の高い家にし、換気システムの給気口には20~30ミクロンの花粉をカットできる高性能フィルターを装備するのがポイントとなります。気密性の高い家とは、どんな家かは体を元気にする高気密!そのワケ教えます で詳しく説明しています。
隙間のない高気密な家づくりをしている栃木県小山市の工務店です。モデルハウスご見学予約はこちらから→リアルサイズモデルハウス『空門の家』