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2024年冬は2023年冬より寒い!?寒冬でも暖かく過ごせる家づくりのポイント

2024.12.24



2024年~2025年にかけての冬は、昨年の冬よりも寒くなると予想されています。栃木県は1年間の寒暖差が大きく、冬の朝晩の冷え込みも大きい寒さの厳しいエリアです。そんな栃木県で、暖かく快適に過ごせる家づくりのポイントを、今シーズンの冬の予報と共にお伝えいたします。


:≡目次


1. 2024年~2025年の冬の平均気温予測

2. 突然季節が変わるかも?

3. 急な寒さ・暑さにも動じない家づくり

4. さらにプラスすると快適になる要素

5. 高性能住宅の基準

6. 高性能住宅に住んでみた感想

7. まとめ



2024年~2025年の冬の平均気温予測


気象庁が2024年9月24日に発表した冬の傾向(2024年12月~2025年2月)によると、この冬は西日本と東日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすい時期がある見込みです。

今シーズンの冬が昨シーズンよりも寒くなるのは、ラニーニャ現象の影響を大きく受けるから。ラニーニャ現象が発生している冬は、日本付近では寒冬になりやすいという特徴があります。

今年は11月頃からこうした特徴が現れ、暖かい10月から一転して急に冬が近づいたような寒さになりました。また、冬の終わりから春先に急に気温が上昇することがあるのも、ラニーニャ現象の特徴です。

※ラニーニャ現象:太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象。



突然季節が変わるかも?


今シーズンと同様にラニーニャ現象が発生した冬は、直近では2020年~2021年の冬。その年の冬は、前半に冬型の気圧配置が強まり、度々強い寒気が流れ込み、群馬県みなかみ町や新潟県の湯沢、福井県などは短時間で記録的なドカ雪が降り、多数の車両の立ち往生が発生しました。



一方、2月には一気に暖かくなり、東日本や西日本では気温がかなり高くなりました。今冬も類似した天候となる可能性があるため、急な季節の変動で体調を崩しやすくなるなど注意が必要です。



 急な寒さ・暑さにも動じない家づくり


外の気温差がそのまま家の中にも影響することは仕方のない事。でも、その影響を少しでも減らすことが出来れば、快適に生活することが可能です。

外の気温を室内に影響させないようにするには2つのポイントがあります。


1⃣高断熱にする


高断熱とは、断熱材などを用いて室内と屋外の熱移動を防ぎ、暑さ・寒さの影響を受けにくくすることです。この断熱性能はUA値という数値で表され、断熱性能の高さ(高断熱)の指標にできます。


2024年現在、断熱性能を表す断熱等級は等級7が最高等級(栃木県の場合はUA値0.26)となります。


2⃣高気密にする


高気密とは、建築の際に生じやすい目に見えないわずかな隙間を最小限にすることで、外気の侵入をしっかりと防ぐことにより、エネルギー効率を高めることを目的としています。その性能はC値という指標で表され、気密性能の高さ(高気密)の指標にできます。


一般的にC値が1.0以下(数値は小さいほど気密性が高い)であることが高気密の基準と言われています。この気密性を高めることで計画的な換気も実現します。


3⃣高断熱×高気密は魔法瓶


高断熱×高気密だと高性能住宅になりますが、イメージが付かない方のために、魔法ビンに例えてご説明します。



例えば夏、魔法瓶に冷水を入れると冷めたさが持続し、ペットボトルではすぐに温くなります。冬は、魔法瓶に入れたお湯は温かさが持続し、ペットボトルに入れたお湯はすぐに冷たくなります。住宅の断熱性能と保温性もこれと同じです。性能の良い断熱材を使えば断熱性能が高くなり、熱が逃げにくく保温性が増し暖かい空気は暖かいまま温度を維持します。


しかし断熱性能の良い魔法瓶でも蓋がきちんと閉まっておらず隙間があれば、お湯はすぐに冷めますし、冷水はすぐに温くなります。蓋がきちんと閉まっている=隙間がない状態が気密性能が高く熱が逃げにくい状態になります。住宅の場合は、断熱性能が高いだけでは高性能とは言えません。断熱性能プラス気密性能が高いことで初めて高性能住宅となります。

このように外気の侵入をしっかりと防ぐ(密閉する)役割の高気密と、室内と屋外の熱移動を防ぐ(温度を維持する)役割の高断熱の両方を満たしていることが高性能住宅の必須条件となります。



さらにプラスすると快適になる要素



24時間換気システムを使う


24時間換気システムには、部屋の空気を循環させる役割があります。部屋に新鮮な空気を入れて汚れた空気を外に排出することで、カビや結露の防止につながります。全熱交換式を使えば、冷暖房中の涼しさ暖かさを逃がさず、外気は室温に近づけて給気するため、冷暖房時の熱ロスを防ぎます。


無垢床にする


無垢材は、断熱性や保温性が高いのが特長で、調湿作用があり部屋の湿度によって無垢材が水分を吸収・放出し、室内の湿度を一定に保とうとします。つまり、 ジメジメして蒸し暑い夏の日には、無垢材が水分を吸収し、部屋の湿度を下げ、冬場であれば無垢材が水分を放出し、乾燥しすぎないようにするので、部屋の快適性があがります。


太陽光発電を搭載する


太陽光発電は、発電した電気をまずは「自家消費」し、つぎに余った分を電力会社に「売電」し収入を得る仕組みになっています。5kWの太陽光発電を導入している住宅が年間で発電する電力量は全国平均で6515kWh。また、そのうち30%(※自家消費率の平均値)が自家消費に回され、1年間に自家消費する電力量は約1955kWhに上ります(環境省データによる)。

これは、電気代で考えると約31,000円です(1kWhあたり16円の場合)。試算上、太陽光発電を導入した平均的な住宅では約31,000円の電気代を節約できることになるのです。

高性能住宅は、断熱性能が高く、熱ロスも少ないため、普通の家よりも省エネですの、太陽光発電での「売電」が増えると予想されるため経済的なメリットが大きくなります。


この5つの要素を満たすことで、驚くほど省エネで快適な暮らしが実現します。



高性能住宅の基準


近年の住宅業界では、「高気密高断熱」や「高性能住宅」という言葉が多く使用されていますが、その明確な定義がないのが現状です。

断熱性能は「省エネ法」などの基準が設けられていますが、気密性能は国のガイドラインがないため、気密検査をおこなわない建築会社も数多く存在しています。


第一住宅の気密性能 C値


第一住宅は、全棟気密検査おこなっており、直近1年間(2023.10~2024.9)の平均C値は「0.17」と驚異の高気密性能を誇ります。また、高気密住宅を約束するため、C値は0.5以下になるよう日々努力を重ねています。


第一住宅の断熱性能 UA値


第一住宅の直近1年間(2023.10~2024.9)の平均UA値は「0.38 」です。これは、国が定める住宅性能表示(省エネルギー対策)の等級6の0.46を上回る数値です。最高等級7は0.26なので、その数値を目指して日々努力しています。

第一住宅は高断熱住宅をお約束しているので、お約束UA値は0.46と定めています。



高性能住宅に住んでみた感想




第一住宅の高気密×高断熱の高性能住宅を建てたオーナー様のインタビューをご紹介します。

◍古河市Y様

とにかく暖かい。暖房を付けていなくても朝起きたときから暖かいし。今日だって外を見るまで雪が降っているのに気付かないくらい。

◍栃木市S様

夏の電気代は安くてびっくり!冬は今までの感覚でエアコンの温度設定をすると暑くて消しちゃうくらいです。

◍小山市S様

真冬もエアコンは20℃弱の設定でじゅうぶん。お風呂やトイレも寒くない。

◍栃木市S様

前は冬になると家族の誰かが必ず風邪をひいていましたが、この家ではそんなこともなくなり、暖かさや空気の清潔さが健康に大切なんだと改めて感じます(S様)



まとめ




本記事では、昨年の冬よりも寒くなると予想されており、1年間の寒暖差が大きく、冬の朝晩の冷え込みも大きい寒さの厳しいエリアの栃木県で、暖かく快適に過ごせる家づくりのポイントを、今シーズンの冬の予報と共にお伝えいたしました。

「省エネで家計に優しい」「夏は涼しく冬は暖かい」「健康な暮らしができる」などのメリットを実感しながら、省エネで快適な暮らしをしていただきたいと考えています。

しかし、高気密高断熱の高性能住宅は、知識と経験と技術が必要なためどの会社でも簡単につくることが出来るわけではありません。

第一住宅は、気密測定実績190棟以上(2023.10~2024.9の平均C値は「0.17」)、UA値提示130棟以上(2023.10~2024.9の平均UA値は「0.38 」)の実績があり、施工技術もあるため、高性能住宅をご提供できます。性能にもこだわった注文住宅の建築をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。


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