2025.03.11
地方移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が2月24日に、2024年の移住希望先ランキングを発表しました。
窓口訪問やセミナー参加を通じた2024年の移住相談数が6万1720件。その中でのランキングがこちら。1位は群馬県(昨年2位)で、2位は静岡県(昨年1位)、3位は3年連続の栃木県となりました。
栃木市は、移住先の市町が明確に決まっていないが、本県への来県希望がある方を対象に、県内どこでもオーダーメイドで案内する「移住促進コンシェルジュ」制度を2024年6月に開始していいて、東京からののアクセスも良く、実際に現地訪問もしやすいというメリットもあります。
また、住宅コストを抑えられることもあり、20代の相談者が増加しています。
そこで今回は栃木県への移住をご検討されている方向けに、それぞれの市町村の良さをご紹介していきたいと思います。
<小山市基本データ>
・人口 約16万人、高齢者の数はの約26.2%
・土地の坪単価 平均13.8万円
栃木県内で2番目に人口が多く、都心へのアクセスの良さ、近さが魅力的な小山市。
起伏の少ないなだらかな土地で、台風や降雪による自然災害が少ない点も暮らしやすさの理由の1つ。
<アクセス・交通>
新幹線を利用すると小山駅~東京駅まで約43分、在来線では乗り換えなしで約85分。
通勤・通学の時間帯は1時間に平均5~7本乗り入れがあり、都内への移動がとても便利。
市内には国道4号、新4号、50号が貫通しており、近隣市町への車でのアクセスは良好。
<子育て支援>
小山市は学校の選択肢が多く、義務教育学校では小学校24校、中学校は10校、そして高校は5校に高等専門学校1校、大学は2校あり。
さらに、保育施設は市内に100以上あり、子育て支援制度も充実。令和5年4月にこども医療費助成制度は高校生まで医療費無料に拡大。
<小山市の土地単価>
小山市の土地は平均坪単価12万円。特に小山駅付近や、商業施設が立ち並ぶ国道50号線付近は人気エリア。
*小山市の移住に関する参考サイト
【小山市移住・定住サイト】 ※外部サイト
【コラム まちのコト】都内への通勤・通学に便利!子育て世帯・シニア世帯にも住みやすい街「小山市」♪
【分譲地情報】小山市の分譲地ご紹介
<宇都宮市基本データ>
・人口 約51万人 県人口の約4分の1を擁する中核都市
・土地の坪単価 平均20.2万円
『選んで住みたい街ランキング2023』で第4位にランクインし、近年ますます注目される。
平坦な道が広がる宇都宮市は、1世帯当たりの自転車購入額や自転車専用レーンの多さが全国的にもトップクラス。
<アクセス・交通>
新幹線を利用すると宇都宮駅~東京駅まで約50分、在来線で約120分。
市内にLRT(次世代型路面電車システム)が開通し、宇都宮市郊外の工業団地への移動も楽楽。
高速道路は東北道の鹿沼ICと宇都宮IC、北関東道の宇都宮上三川ICがありアクセスが良好。
<子育て支援>
宇都宮市では、妊娠、出産、育児の一貫した支援を行っており、「共働き子育てしやすい街ランキング2017全国編」で2位を獲得。
市町村別保育所等利用待機児童数(2023)」では、宇都宮市の待機児童数は0を達成。
<宇都宮市の土地単価>
宇都宮市の土地は県内トップクラスの高さ。主要駅より徒歩約38分の物件数が多く売り出されている。
*宇都宮市の移住に関する参考サイト
【宇都宮市移住・定住サイト】 ※外部サイト
【コラム まちのコト】住みたい街ランキング4位!北関東で最も大きな都市「宇都宮市」
【分譲地情報】宇都宮市の分譲地ご紹介
<栃木市基本データ>
・人口 約15万人、転入者が転出者を上回る、活気のある街
・土地の坪単価 平均7.7万円
なだらかな平地が広がる栃木市。水道水源の100%を地下水でまかなっており、安全性の高い水道水に恵まれている。
台風や降雪が少ない点も暮らしやすさの理由の1つ。
<アクセス・交通>
栃木駅~浅草駅まで約70分、新宿駅まで約75分という好アクセス。
東北自動車道の栃木IC~川口JCT、関越自動車道 高崎JCTまでも共に約50分、北関東道の栃木都賀ICもあり県外へのアクセスが良好。
<子育て支援>
小学校29校、中学校13校、高校8校、短大1校が市内にあり、何らかの事情によって学校に行きづらい状況が続いている小・中学生が安心して過ごせる場所として教育支援相談員在中の『栃木市教育支援センター』が市内に5ヶ所あるなど、一人ひとりに寄り添った支援も充実。
こども医療費助成制度の対象が、令和5年1月から18歳(高校生相当)まで拡大。
<栃木市の土地単価>
栃木市の土地坪単価平均は約7.7万円と比較的安価。広い土地が必要になる平屋に適しているゆったりとした土地も多い。
*栃木市の移住に関する参考サイト
【栃木市移住・定住支援情報】 ※外部サイト
【コラム まちのコト】東京へ気軽に行ける地方代表「栃木市」!カフェの多いおしゃれな街でのんびりライフ♪
【分譲地情報】栃木市の分譲地ご紹介
<野木町基本データ>
・人口 約2万人、関東のほぼ中心に位置している、県内一番小さなコンパクトシティ
・土地の坪単価 平均11.9万円
栃木県の中で一番南端にある町。
起伏の少ないなだらかな地形と温暖な気候から、ひまわり畑や二輪草、芝桜など美しい自然が豊富。
<アクセス・交通>
東京駅・新宿駅~野木駅は約70分の都内までの 通勤・通学率県内1位。
野木町は国道4号線沿いにあるため、東京まで60㎞、宇都宮まで40㎞と車でのアクセスも良好。
<子育て支援>
『出産祝金』は第一子から、『子ども医療費助成制度』は18歳まで助成、『保育所等新入園時入所支度金の助成』あり。
教育部門は全国15位、中学校の運動場の広さ(生徒1人あたり)は栃木県内1位と、のびのび運動ができ抜群の子育て環境。
「本当に魅力ある市区町村ランキング(2019)」で県内第1位を獲得。
<野木町の土地単価>
野木町の土地坪単価平均は約10.8万円。人口は少ないエリアですが、近年は都心方面のベッドタウン化が進んでおり、坪単価が年々アップ。
*野木町の移住に関する参考サイト
【野木町移住ナビ】 ※外部サイト
【コラム まちのコト】招福のまち「野木町」♪小さくてもキラリと光る、のぎ暮らし
<佐野市基本データ>
・人口 約11万人、県内では、5番目に人口が多い活気のある町
・土地の坪単価 平均7.5万円
自然環境に恵まれた中山間地域、南部と西部は、住宅や産業基盤が集積する都市的地域と農業が盛ん。
<アクセス・交通>
東京駅から約75分、浅草駅から約80分の佐野駅は市内中心部あり便利。
高速バス発着の佐野新都市バスターミナルは東京駅から約80分、新宿駅から約90分、羽田・成田空港へも路線があり県内の多くの方が利用。。
<子育て支援>
試験資格の受験料全額補助(学生限定)や高校3年生まで医療費を市が補助、2人目以降の保育料無料。
公立保育園など保育施設が20ヶ所以上、小学校16校に中学校7校、高校は8校もあり、大学1校、義務教育校も2校あり。
<佐野市の土地単価>
佐野駅・堀米駅付近ですと売り土地件数も少ないことから10~13万円が相場、佐野市平均で7.5万円。
*佐野市の移住に関する参考サイト
【佐野で暮らそう!】 ※外部サイト
【コラム まちのコト】北関東のどまんなか♪住み続けたい街ランキング1位の「佐野市」
<下野市基本データ>
・人口 約2万人、県内市で最小面積のコンパクトシティ
・土地の坪単価 平均18万円
人口増加数は県内1位。高齢者の数は全体の約27.1%と県内の中でも少なめ。
<アクセス・交通>
市内には最寄り駅が3ヶ所あり、中でも上野・新宿駅までは快速で約70分の小金井駅は始発電車が多く、座って朝の通勤通学ができるため非常に便利。
<子育て支援>
総合病院が充実しており、病院診療所60機関、歯科診療所27機関と個人病院も数多い。中でも小児人口1万人あたりの小児科医師数は全国4位、産婦人科医師数は全国2位、医療の充実は県内1位。
「子育て世帯応援!お米配布会」が開催されたり、市長自らが育休を取得したりするなど子育てに積極的な市として注目を浴びている。
<下野市の土地単価>
下野市の土地坪単価平均は約18万円。医療従事者のベットタウンとなっていることから、沿線付近は平均よりも高め。
*下野市の移住に関する参考サイト
【プチハピ下野】 ※外部サイト
【コラム まちのコト】田舎も都会もいいとこどり!ほどよく幸せな「下野市」の暮らしやすさ♪
【分譲地情報】下野市の分譲地ご紹介
第一住宅では移住をご検討中の方向けに、【土地をお持ちでない方限定】土地探し・土地のこと相談会をZOOMを使ったオンラインでも受付中です(今回ご紹介したのは栃木県内の一部の市町村です。)。
土地代含めて全部でいくらくらい必要?お家の完成まではどれくらいの時間がかかるの?など、移住に関することや家づくりに関する疑問や不安な点をお気軽にご相談ください。
【栃木県の分譲地情報】
【高性能なデザイン住宅をつくる】第一住宅
小山市を中心におすすめのお店・おでかけスポットっをご紹介している【私の小山時間】栃木のカフェ、グルメ、スポット で、栃木県のことを紹介していますので、チェックしてみてくださいね!
写真提供:(公社)栃木県観光物産協会
参考サイト:【SUUMO】栃木県の土地価格相場情報