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これからの家選びの基準はこれ!省エネ住宅で叶う、健康&快適な暮らし

2025.06.24


寒暖差や乾燥、花粉、アレル物質など、家の中には健康に影響を及ぼす、さまざまなリスクがあることをご存じでしょうか。結論から言うと、省エネ住宅なら日々健康的で快適な暮らしを送ることができます。ここでは、健康的で快適に暮らすための家づくりの5つのポイントをお話します


目次

① 夏涼しく、冬暖かい室内にする 

② 睡眠の質をあげる

③ 湿度を管理する 

④ 計画的に換気する

⑤ 自然素材を取り入れる


① 夏涼しく、冬暖かい室内にする




夏涼しく、冬暖かい室内環境だと心身が満たされた生活になり、QOL(生活の質)が高くなることがわかっています。この、健康的で快適に室内環境をつくりだすには2つのポイントがあります。


 -気密性を高める

健康的な家づくりには、家の隙間を減らすことがとても重要です。

家に隙間があると、屋外の湿気を含んだ空気が隙間を通って室内に侵入してきて、適切な湿度管理を行えなくなるだけでなく、湿度の高い不快な室内環境になってしまいます。さらに、外気温の影響を大きく受け、室内の温度管理も難しくなります。


このような深いな室内環境を防ぐためには、家の隙間をできるだけ減らし、気密性を高める必要があります。また、気密性が高い家だと、冷暖房を効率よく使え省エネ化=光熱費の節約にもつながります。


 -断熱性を高める

断熱性が低い家だと、室内を暖めてもその空気が外に逃げやすく、また外の冷気の影響受け室内がなかなか暖まりにくくなります。



また、建物の断熱効率を上げるためには、窓の断熱性能を高めることが特に重要です。夏の暑い空気は約70%が窓から侵入し、冬の室内の暖められた空気は約60%が窓から流出します。窓の断熱性を高めることによって、家の断熱性は大きく向上します。断熱性が向上することで、気密性と同じく冷暖房費の節約につながります。


② 睡眠の質をあげる


日本の研究では、睡眠時に寒さを感じる人は睡眠の質が低いという報告があります。

冬の夜は寒さが厳しくるため、睡眠に適した室温を保つのは難しくなります。真夏の暑さも睡眠に悪影響を与えるため、適切な室温に保つことが大切です。

適切な室温を維持することで、体温調整がスムーズに行われ、良質な睡眠を得ることができます。良質な睡眠で睡眠の質が向上し1日の生活にも良い影響を与えます。


③ 湿度を管理する


湿度を管理する一番の理由は、ダニやカビを増やさないためです。ぜんそくやアトピー性皮膚炎のアレルゲンや原因を調べると、約半数がダニの死骸や糞などのハウスダストによるものという調査結果も出ています。




ダニは、虫体だけでなく、糞、死骸のすべてがアレルゲンとなります。カビはダニの餌になり、さらに空気と一緒に吸い込んだカビが肺にまで入り込むと、肺炎を起こすことがあるため、カビが増えないように注意が必要です。


湿度を下げるのに一番簡単な方法が、換気です。空気がこもると、湿度がどんどん上がってしまうため、こまめに換気することで家の中の空気が流れ、湿度を下げる効果があります。外が雨で換気はしにくい時は、除湿器やエアコンの除湿機能が有効的です。


一年を通して人にとって心地よい湿度は、ダニ・カビ繁殖を抑え、アレルギー予防にもなるのです。


④ 計画的に換気する


上記にも記載しましたが、換気は家の中の空気を動かし湿度を下げたり汚れた空気を外へ押し出す効果があります。とは言え、1日中換気を管理することはとても大変です。そこでおすすめなのが24時間の計画換気システムです。


換気システムには「第1種換気」「第2種換気」「第3種換気」3種類あり、特徴はそれぞれ異なります。

3種類の換気システムの違いは、簡単に言うと給気、排気を自然の力を利用するか機械的に強制的にするかの違いです。効果的に換気をするには、第1種換気がおすすめです。


第1種換気は、給気・排気ともに機械で強制的に行います。換気する力が強いため、空気の流れは最も安定します。また、熱交換機能つきのものであれば、外気を室内の温度に近づけて給気するため、冬場の温めた室内を冷やしてしまうことも、夏場の冷やした室内の空気を暑気で暖かくすることもなく、冷暖房費の節約につながります


⑤ 自然素材を取り入れる


住宅の中で一番身近に取り入れることのできる自然素材が、無垢床です。無垢材は、断熱性や保温性が高く、調湿作用もあります。部屋の湿度によって無垢材が水分を吸収・放出し、室内の湿度を一定に保とうとします。つまり、 ジメジメして蒸し暑い夏の日には、無垢材が水分を吸収し、部屋の湿度を下げ、冬場であれば無垢材が水分を放出し、乾燥を防ぐ助けになります。




また、無垢の木の精油分(フィトンチッド)は精神を落ち着かせて気分を和らげる効果があります。目には言えないこの「香り」は多くの化学製品に囲まれている現代だからこそ、とても重要な意味をもちます。


いかがでしたでしょうか。健康的で快適な暮らしをするためのポイントは省エネな家につながります。


気密性と断熱性を高め、湿度管理と計画的な24時間換気を行い、自然素材を取り入れることで1年中快適な室内環境を保ち、日々の光熱費を節約することができます。


第一住宅は栃木県で健康で快適な暮らしできる省エネ住宅を建築家とつくっています。そんな家づくりに興味のある方はお問い合わせください。



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