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【移住】ってどうなの?メリットとデメリットで地方を応援!

2021.03.16

コロナ禍でリモートワークが推奨されている現代。中には毎日リモートワーク、もしくは週に一度のみの出勤など、会社に出勤する回数が減り、「出勤しなくて良いのなら、東京(首都圏)に住む必要はあるのだろうか?」と考え始めている人も多いのではないでしょうか。そんな方に、地方移住のメリットとデメリットを簡単に説明していきます。


【目次】


– 地方と東京(首都圏)の差


 ①家賃の差

 ②通勤時間の差

 ③新鮮野菜の差

 ④戸外で遊べる場所の差

 ⑤車の維持費の差

 ⑥コミュニティの差


 ⑦アクティビティ・娯楽の差


– すぐに移住しない、お試し移住から

– 移住の目的を明確に

– まとめ



|地方と東京(首都圏)の差


地方と東京(首都圏)の差をいくつか挙げてみます。



①家賃の差

まず、一番に考えられることが家賃です。例えば、都内まで電車で30分以内の賃貸料平均は2LDK(3DK・3K)ですと約90,000~95,000円、3LDKですと103,000~115,000円です。ところが、地方都市の栃木県小山市ですと新幹線も停まる小山駅から徒歩20分圏内でも2LDK、3LDKともに60,000円代から借りられます。年間で考えると

都内 2LDK 90,000円×12ヶ月=1,080,000円

小山市 2LDK 60,000円×12ヶ月=720,000円 その差は360,000円です!!!

リモートワークが増えたことで、もう1部屋多い物件に引っ越したいと考えた方も都内ですと家賃増が気になり二の足を踏んでいたかもしれませんが、地方だと少し気楽に考えることができそうですね。



②通勤時間の差

都内であれば、例えば新宿駅まで電車で30分で通勤できていたのが、地方ですともう少しかかります。例えば、上記にも記載した小山市ですと在来線と新幹線を併用してで約1時間10分程度かかるため、通勤時間は2倍になります。ですが、実は小山駅通過の新幹線はほぼ座れるため、満員電車でぎゅうぎゅうになりながらの通勤より、とても楽に通勤出来ます。本を読んだり音楽を聴いたりとリラックスしながら通勤できるなんて素敵ですよね。通勤時間は倍になったとしても、このように通勤にかかるストレスは減るのではないかと思います。



③新鮮野菜の差都内には各地方のアンテナショップが多数あるので、ご当地物は手に入りやすくなっています。ですが、採れたて野菜、採れたて卵などは、都内では手に入りにくいのではないでしょうか。地方は直売所が多く、採れたての旬の野菜などが手に入りやすく、しかも安価です。採れたてなので買ってから1週間たっても新鮮そのもの。これは地方ならではだと思います。



④戸外で遊べる場所の差

地方に行くと、都内に比べ公園や広場などが多数あるため、子供の遊ぶ場所に悩まずにすみます。今日はこの公園、明日は違う公園などその日によって行く場所を変えられるほど、遊び場所が多く揃う地方もあります。また、海や山など自然も身近になるため、キャンプや磯遊びなども気軽に行けるようになります。

ここまでは地方がメリットの差をまとめてきましたが、地方がデメリットになる差もいくつかあります。



⑤車の維持費の差都内ですと、遊びに行くにも出かけるにも地下鉄かバスなどの公共交通機関が一般的です。様々な場所にアクセスできる多くの路線が整備されています。そのため、車を所有している人は多くはなく、たまにレンタカーを借りるくらいが一般的です。地方は、都内に比べると公共交通機関がそこまで整備されていないので、どうしても車社会になってきます。地方に行けば行くほど、一家に1台ではなく大人1人に1台必要になってきます。そうなると、車の維持費が気になります。

車検は2年おき、税金は毎年かかります。軽自動車で例えると2年に一度62,000~80,000円の車検費用、10,800円の自動車税は毎年、さらに自動車保険も入るとなると、結構な出費になります。また、スタッドレスタイヤが必要な地方もありますし、メンテナンスも必要です。賃貸であれば駐車場を借りる費用も必要です。それらを考えると都内は通勤用の電車賃平均が月に10,000円だとしても会社からの支給でほぼゼロ円、その他遊びなどに使う電車賃がいくらかかかったとしても、車の維持費に比べると都内の方が断然安く抑えられそうです。



⑥コミュニティの差

都内に住んでいると、ご近所付き合いが薄い場所も多く、気楽に生活出来ていた方も、地方ではもう少し踏み込んだ関係が必要になってくるでしょう。地方都市あたりでは、そこまで濃い付き合いではないでしょうが、都内と比べると確実に出てきます。またコミュニティが狭いこともデメリットと感じる方は多いでしょう。公園やスーパーに行けば必ず知っている人に会う、知り合った人が知人の知り合いだったなど、どにかく誰かと誰かが繋がっていて、気づけば知り合いだらけなんてことも。コミュニティの狭さが人の目が行き届いていると感じ、メリットだと思う方もいるでしょうし、煩わしいと思う方もいるでしょう。どちらにせよ、都内に住んでいる時よりも人付き合い、ご近所付き合いなど人と人とのつながりが不可欠になると考えておくべきでしょう。



⑦アクティビティ・娯楽の差

都内は服を買うにも雑貨を買うにも、とにかくお店が豊富で悩むほど。近隣を歩くだけである程度のものは揃うのではないでしょうか。ライブなどの刺激的なイベントもあちこちで開催していますよね。ですが地方はそうはいきません。セレクトショップへ行こうとしたら、日帰り旅行気分。お洒落な雑貨を買おうとするなら郊外のショッピングモールに行くしかないなど、都内では気軽に出来ていたショッピングが地方では少し大変になります。ですが、それも慣れれば問題ないと感じる方、気楽にショッピング出来ないとストレスに感じる方、様々かもしれません。



|すぐに移住しない、お試し移住から


移住について、都内との差をいくつか書いてみましたが、移住するにあたりインターネットで下調べをしたり移住したい現地へ出向き雰囲気を感じてみたり、出来る限りの情報を集めて準備をすると思います。そして、本当に移住したいなとなった場合には、まずは「お試し移住」をおすすめします。移住を斡旋している地方には「お試し移住」が出来る体験施設や格安の宿泊施設を準備している自治体もあります。実際に週末や長期休みに移住体験をして、ここで住み続けることが本当に出来るのか、買い物や病院、学校や交通の便など実際に短期間でも住んでみることで、もっと現地を知ることが出来るでしょう。



|移住の目的を明確に


そしてこれが一番大切なことですが、移住の目的を明確にしましょう。「自然の多い場所でのんびり子育てしたい」「静かな場所で趣味も満喫したい」などであれば地方や田舎への移住は良いと思います。ですが「リモートワークになったし家賃の安いところに引っ越そう」「旅行で一度行ったら素敵な場所だったから」などの理由で移住してしまうと目的が特にないため、移住後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。移住とは「移」移る目的と、「住」住みたい場所がバランスよく組み合わさり実現できること。安易な考えだと失敗してしまいます。引っ越しとは少し違う「移住」。なぜ移住したいのか、その目的を達成するためにはどこに住みたいのか、思いつくまま書き出してみるうちに、やっぱり移住は向いていないかもしれないという結論になることもあるでしょう。ぼんやりとではなく、しっかりと目的をみつけましょう。



|まとめ


子育て世代で都会で生活をしている人には、「子どものことを考えると、自然豊かな場所でのびのびと育ってほしい」など、大自然の中での生活に憧れる人も多いでしょう。また単身者や子育てがひと段落した方も地方に移住して、「時間に追われず、ゆっくり生活したい」と考える方もいるでしょう。けれど実際に生活の基盤ができるまでには思った以上に時間も費用もかかる場合があります。安心して憧れの移住生活に臨むためにも、元手となる資金をしっかりと用意し、十分な準備をしておきたいところですね。。



家づくりとしっかり向き合うスタッフのいる栃木県小山市の工務店です。資料請求はこちらから→「高性能×デザイン×コスパを叶える家づくり」第一住宅


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