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【注文住宅】建てる方必見!後悔・失敗しないための7つのコト

2022.06.21

一生に一度のマイホーム計画。絶対に失敗はしたくないですよね。注文住宅を建てた経験のある方の中には、建てた後に「こうすればよかった…」と間取りや使い勝手の失敗や後悔するケースをよく聞きます。そこで、そんな失敗を未然に防ぐために、後悔・失敗しないためのコツをご紹介しますので、参考にしてみてください。


【目次】


① 間取りは理想より現実で考える

② 土地の個性に合わせる

③ 収納こそ個性的に

④ 目に見えないものこそ、慎重に

⑤ 設計士の意見は参考に!

⑥ 最後の最後まで、入念な打ち合わせを

⑦ スケジュールは逆算!




①間取りは理想より現実で考える


まず、間取りで失敗しないためには、家族の生活スタイル、理想ではなく現実を把握することです。「リビングは吹抜けで〇〇帖欲しい」「オープンなアイランドキッチンに憧れる」「見せる収納でお洒落な家に!」など、特にモデルハウスを見学していると、理想の生活!に目が行きがちですが、理想は理想。自分たちの間取りにその理想が反映してしまうと、住んでから「あれ?生活しにくい」ということにもなりかねません。

例えば、広いリビングが本当に自分たちの生活には必要なのか?来客が多いお宅であれば、確かに広い方が使い勝手は良いですが、実際に人が集まるときにリビングを使うのか?ダイニングに来客を招くという方もよく聞きます。また、リビングを広くしたことで自ずと家全体も広くなってしまいます。

ロフトや吹き抜け、リビング階段など人気の間取りにもデメリットがあります。たとえ人気でも、その間取りが自分たちの生活に必要なのか、合うのかどうかをしっかり考えましょう。

浴室乾燥や床暖房、アイランドキッチンなどのよくある人気のオプションも、自分たちの生活をしっかりイメージしながら採用するべきなのか慎重に検討しましょう。例えば、掃除や片付けが苦手な方がアイランドキッチンや見せる収納にしてしまうと、常に洗い物がリビングから丸見えだったり、見せる収納にお洒落なインテリア用品を飾っても埃が溜まり見せたくない場所になったりします。また、最近流行りの家事室ですが、テレビを見ながら洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりする習慣のある方が家事室をつくっても、結局使わなくなるかもしれません。



②土地の個性に合わせる


間取りを考える際には、どのような土地に家を建てるのかはとても重要になってきます。例えば、「リビングは南側の一番日当たりの良いところ!」「静かに眠りたいから寝室は道路に面していない場所に!」などと考えていても、南側がその土地の一番日当たりの良い場所とは限りませんし、道路側が必ずしもうるさいとも限りません。この土地なら、ここがベストという間取りを考える必要があります。

隣の家との位置関係、交通量、騒音、景観、高低差など、土地の個性に合わせた間取りを提案してくれる住宅会社を選びましょう。



③収納こそ個性的に


今現在の持ち物をどこに収納すると使いやすいのか、具体的にイメージしてみましょう。押し入れの引き出しに入れていたものをウォークインクローゼットにと考えた場合、確実に奥行きが変わります。今まで入っていたものが、そのまま新しい収納スペースにきれいに収まるとは限らず、逆に使いにくくなる場合もあります。また、あまり使わない物は屋根裏やロフトにと考えている場合も要注意です。あまり使わないものは、重く大きな物(ひな人形、兜、ストーブ、キャリーケースなど)が多いからです。それも、足場の悪い急勾配のロフト用はしごなどで出し入れするのは、想像以上に大変です。

最近は奥行きの深い押入れをつくる人は少ないですが、自分たちがその方が使いやすければ、それがベストなのです。ウォークインクローゼットをつくるのが当たり前となっている現代でも、ウォイークインタイプではなく普通のクローゼットが使いやすいと思う人はそれで良いのです。収納計画は、流行りではなく自分の使いやすさで考えましょう。



④目に見えないものこそ、慎重に


目に見えないものの例として、ひとつは風と光です。朝日の入り方や日中の陽の当たり具合、夕方の西日も重要です。陽の入り方は冬と夏でも違います。近隣の建物の大きさや位置関係で、「期待していた朝日が全く入らない」「西日が想像以上に入り夏が暑い」など、図面を見るだけでは想像しにくく、住んでみるまで気付かないことがあります。この問題点を回避するには、一番最初に行う「敷地調査」をしっかり行うことです。間取りを考える前に、自分たちが家を建てる敷地の現状を調べ、その結果を考慮した間取りづくりを行いましょう。

ただし、ちゃんとした設計士のいる住宅会社であれば、当たり前に敷地状況に配慮して設計してくれるので、それほど心配はいりません。

→「敷地調査」について詳しく説明しています土地が決まったら最初にやるべき「敷地調査」とは?



⑤設計士の意見は参考に!


設計士は家づくりのプロです。設計士からの意見や提案は、敷地条件とあなたの要望がちょうど合うベストな間取りを提案してくるでしょう。もしかすると、少し要望と違う場合もあるかもしれません。その際は、なぜ要望が盛り込まれていないのか理由を聞いてみてください。その回答が納得できるものであれば、それが成功する間取りへの近道です。



顧客の要望を最大限にくみ取ってくれることももちろん重要ですが、そこに問題点があればしっかり指摘してくれる、説明してくれる設計士はもっと大切です。

「これはやめたほうがいい」といった一方的な否定ではなく、「その代わりにこれならどうですか?」「こうするとより良くなりますよ」と、寄り添って提案してくれる住宅会社がおすすめです。



⑥最後の最後まで、入念な打ち合わせを


家を建てる際の打ち合わせは、家の間取りや外壁や設備の仕様、色の選択など重要な決め事が多くあります。最初のころは真剣に要望を伝えたり、間取りを考えたりと毎週のように打ち合わせを行い、たくさんの決断をしていくことになります。そして、だんだんとを疲れが出てきます。ですが、その後の打ち合わせで決めていく「コンセント」「照明」「スイッチ」の場所などは生活に密接に関係しています。住んでから「あーすれば良かった」という失敗で最も多いのが、この「コンセント」「照明」「スイッチ」です。最後まで気を抜かず、じっくりと打ち合わせをしていきましょう。



⑦スケジュールは逆算!


家づくりはまず、入居したい時期から逆算して計画的に動くことが大切です。納得のいく注文住宅を建てるためには、信頼できる住宅メーカーを見つける必要があります。ですが、ここに時間をかけすぎて、後々の家づくりの打ち合わせの時間が短くなっている方がとても多いのが現実です。



住宅会社を決定したあとに、間取りの打ち合わせ、さらに仕様の打ち合わせも続くため、家が完成するまでは結構な時間を要します。

打ち合わせ回数、スパンは個人差もありますが、例えば2週間おきに10回の打ち合わせが必要だとすると、5ヶ月かかります。小さいお子様がいると長時間の打ち合わせがなかなかできず、その分回数が増えることもあるでしょう。土地が決まっていない方は、まず土地探しにも時間を要します。また、全て予定通りに進むとも限りません。余裕をもってスケジュールを組み、早めに動きだしましょう。


いかがでしたか?後悔・失敗しないためのコツをまとめてみました。この7つのコツを参考に、失敗・後悔のない家づくりをしてくださいね!



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