2022.07.19
注文住宅を建てる際、悩むこと、考えること多いですよね?その中で「リビング階段とホール(廊下)階段どっちが良い?」と悩む方も多いのではないでしょうか。昔ながらの「ホール(廊下)階段」、近年どんどん増えている「リビング階段」。他にもある階段のタイプをそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
こちらはリビングの奥に階段を配置したリビング横断タイプで、2階にあがるには必ずリビングを横断する必要があります。リビング入り口から階段までの距離が長いので、コミュニケーションの機会が増えますが、プライバシーの確保が難しくなります。子供が小さいうちは、プライバシー性よりもコミュニケーション性をを優先しがちですが、子供が大きくなるにつれ、プライバシー性を重視したくなる可能性も。先のことも考えて採用を決めると良いでしょう。また、開放感がある反面、遮る物がないので、キッチンの臭いや雑音が広がりやすくなります。
こちらはリビングの入り口に階段を配置したタイプで、2階に上がるにはリビングを通りますが、玄関から階段への動線が短く、2階に上がるためにリビングを横断する必要がないので、コミュニケーションを取りつつもプライバシーにも配慮できます。ですが、やはり1階と2階の間に遮るものがないので、音や匂いも流れてしまいます。
玄関ホール階段とは、玄関ホールの位置に階段があることです。昔は玄関ホールに階段があることが一般的でした。最近では取り入れる方は少なくなってきているようですが、玄関ホールに階段があると開放感が出来広々した印象になります。また、帰宅して、まず2階の自室に行き荷物を置いてくる流れが出来るのでリビングが散らかりませんし、子供の友だちが来た時などもリビングを見られずに済むのが最大のメリットです。
リビング通過型廊下階段とは、文字通り玄関ホールではなく他の廊下に階段があることです。リビングを通った先に廊下があり、そこから2階へ行く仕組みです。これがリビング通過型廊下階段なのです。自然と顔を合わせることができつつも、リビングと階段が別空間になるので2階と1階の音や臭いの問題も解決できます。
注文住宅を建てる際、階段の場所について4タイプの特徴や実例をあげてみました。今流行りのリビング階段もステキですが、玄関ホール階段にするのもメリットがあります。両方の良さを取ったリビング通過型廊下階段も個人的には良いと思います。建物の広さや生活スタイルをよく考えて、居心地の良い階段プランをしてください。
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