2020.06.05
少子高齢化が確実に進んでいる今、ご両親の介護にかかわる家族も減っています。また共働き世帯の増加による保育園・幼稚園、学童保育の待機児童の増加、そして収入面から考える今後の不安など理由は様々ですが、ここ数年2世帯住宅の需要は高まっています。そんな2世帯住宅についてお話しします。
働きながら子育てをするのは、想像以上に大変。そんな中、子供のお迎えをご両親に頼んだり、子供が熱を出したときなど世話をお願いすることも出来ます。また、ご両親は近くで孫の成長を見守ることで毎日に張り合いもでますし、加齢によって負担が大きくなってきた作業で手を借りることもできます。
一番のメリットは「助け合える」ということです。
また、金銭的なメリットも大きいです。例えば、ご両親の土地にある既存の建物を壊し建替えするという場合には、パパ・ママは新しく土地を購入する必要がなく、その分予算を抑えて家を建てる事ができますし、家へ使える予算も多くなります。ご両親も、自分たちだけの家を建てるより、相対的に考えると予算を抑えて新しい家に住む事が出来ます。
完全分離という事は、ある意味お互いの様子が分かりにくい状況になりやすいとも言えます。そのため、2世帯住宅のメリットである「助け合える」が全く効果をうみません。そのための解決方法として一番良いのは声の掛け合いです。
声を掛け合うことでコミュニケーションが円滑になり、助け合いが自然とうまれるます。外出から帰ってきたら”ただいま”と声を掛けたり、週末は一緒に夕食を囲むなどできると良いかもしれませんね。また、忘れがちな光熱費の問題。キッチンやお風呂を2個づつ取り付けてもメーターが1つでは意味がありません。電気や水道、ガスなどのメーターは各々取り付けるようにしましょう。費用は倍にかかってしまいますが、ここはしっかりと分けることをオススメします。
二世帯住宅は親から子、そして子から孫へと永く住み継いでいくこともできる建物です。適度な距離感で二世帯が暮らせ、プライバシーを守りつつも親子のつながりを紡ぐことができる暮らし方ではないでしょうか。
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