2022.10.18
快適で過ごしやすい家として何となくは知られている高性能住宅。快適な暮らしをデザインするために、4つの要素が必要です。また、そこから得られる5つのメリットが私たちが求める「快適で過ごしやすい家」と直結します。4つの要素と5つのメリットを分かりやすく説明していますので、参考にしてみてください。
|断熱性能+保温性
断熱性能と保温性は切っても切れない関係です。例えば夏、魔法瓶に冷水を入れると冷めたさが持続し、ペットボトルではすぐに温くなります。冬は、魔法瓶に入れたお湯は温かさが持続し、ペットボトルに入れたお湯はすぐに冷たくなります。住宅の
断熱性能と保温性もこれと同じです。性能の良い断熱材を使えば断熱性能が高くなり、熱が逃げにくく保温性が増します。
|断熱性能+気密性能
断熱性能の良い魔法瓶でも蓋がきちんと閉まっておらず隙間があれば、お湯はすぐに冷めますし、冷水はすぐに温くなります。蓋がきちんと閉まっている=隙間がない状態が気密性能が高く熱が逃げにくい状態になります。住宅の場合は、断熱性能が高いだけでは高性能とは言えません。断熱性能プラス気密性能が高いことで初めて高性能住宅となります。
国によって義務付けられている24時間換気装置の取り付けですが、常に空気が動いている=計画的な換気が出来ている状態にするためには気密性能が高いことが重要です。気密が低く隙間だらけだと汚染された室内の空気は一向に外に排気されず、室内に留まってしまいます。室内で出る二酸化炭素や水蒸気、汚染された空気を計画的に外に排出し室内環境を整えることで生活の質が向上します。
|ZEH+パッシブ設計
省エネ(エネルギーを無駄にしない)と創エネ(エネルギーを自ら作り出す)を組み合わせてエネルギー消費量をゼロにする住宅がZEH住宅です。このZEH住宅に太陽の光や風の力など自然のエネルギーを住宅内に取り入れ利用していくことをパッシブと言い、ZEHとパッシブを組み合わせた、エネルギーゼロしかも自然の力で快適に過ごせる住まいは人にも環境にもとても良い住宅です。
|エアコン1台で家中快適室温
高性能住宅の冷暖房の基本は、点けたり消したりせずに1日中連続運転が基本です。家全体が一度蓄熱(蓄冷)すれば高性能住宅は暖かさや冷たさを維持しますので、エアコンはほとんど準備運転状態になり結果的に省エネに繋がります。しかも、エアコン1台で家中の冷暖房をまかないます。
|保温性が高いので省エネに貢献普通の家の冷暖房は、室内の空気を冷やしたり暖めたりするだけですが、高性能住宅は、空気だけでなく家具や構造材・仕上げ材、そして基礎コンクリートなどの建物全体を丸ごと暖めたり冷やたりします。そのため家中が1年中快適に過ごすことが出来ます。
|乾燥機がなくても室内で洗濯物が乾く
高性能住宅の換気は居室だけではなく、廊下・トイレ・洗面・浴室から小屋裏・押入・物入から壁の中まで、汚れた空気や湿気が滞留することのないように計画的に換気をします。梅雨時期の湿気も室内へ滞留させず外部からも入れず、常に空気が静かに動いている状態なので、室内は空気がカラリとしており洗濯物も乾きやすい状態を保ちます。
|室内外の音を気にせずにすむ
高性能住宅は高い防音効果もありため、外の車の音や子供の声、大雨の音はそれほど聞こえません。また室内のピアノやオーディオの音もそれほど外には漏れませんので、夜に少し大きな音で音楽を聴くなんてことも近隣を気にせずに出来るでしょう。ですが、室内では音が響きやすくなります。
|結露を防ぐので耐久性が増します
結露は放っておくとカビやダニの発生源となり、基礎や柱を腐食させてしまいます。気密性能が高いと、結露を抑えられるので、結果的に永く快適に住むことが出来ます。
高性能住宅の住み心地は一言で表すと「快適」です。家全体が冬は暖かく夏は涼しいという環境は、実際に体感してみないと分かりません。そして、その「快適」は「家族の健康」に繋がります。ぜひ、高性能住宅を体感してみてください。
家づくりとしっかり向き合うスタッフのいる栃木県小山市の工務店です。資料請求はこちらから→「高性能×デザイン×コスパを叶える家づくり」第一住宅