結婚準備と並行して、婚約期間中に家づくりの準備をはじめたというKさんご夫妻。「子育てのことを考えたら、音や声など周囲に気を遣わずのびのび過ごせる戸建てがいいなと思って。賃貸暮らしで毎月家賃を払うのなら、早めに家を建てて住宅ローンに充てたほうが無駄がないという思いもありました」と、家づくりを決意したきっかけを話します。
おふたりが家づくりにおいて一番に重視したのは「長く安心して暮らせる住まい」であること。そこで当初は、高耐久のイメージが強い鉄骨造のハウスメーカーを中心に検討していたそうです。
総合展示場を見学して数社に相談し、その中から選んだ1社と契約まで話が進んだものの、着工前に土地に問題が見つかったことで契約はいったん白紙に。「通勤のことを考えて駅チカの土地を選んだので、そこに建てられないなら会社選びからやり直そうということになりました」とKさんは話します。
家づくりが振り出しに戻ったことで頭の中がリセットされ、「鉄骨造にこだわらなくても、木造でも丈夫で長持ちする家が建てられるのでは?」と考えるようになったというおふたり。手分けして情報を集め、お互いが気になった会社をプレゼンし合ったところ、ふたりとも第一住宅の名前をいちばんに挙げたそうです。
Kさんが気に入ったポイントは、ホームページに性能面についての数値がわかりやすく紹介されていた点。「夏は涼しくて冬は暖かい、などのうたい文句はよく見かけますが、第一住宅のホームページにはUA値などの具体的な数値が項目ごとにたくさん丁寧に記載されていたので信頼できると感じました」。
一方、夫人は「安心して長く暮らせることを何より重視していたので、100年住宅というキーワードがとても魅力的でした。それに、デザインが素敵なところもすごくいいなと思いました」と第一住宅に惹かれた理由を話してくれました。
意見が一致したところで、おふたりはさっそくお客様邸の完成見学会に参加。アカシアの無垢床、玄関とLDKのつながりや回遊動線、大谷石のキッチンなど、デザインも雰囲気もとても気に入ったそうです。
「デザインより性能を重視したいと考えていましたが、やっぱりデザインも素敵なほうがいいですよね」とKさん。その後、他社を検討することなく第一住宅との家づくりを選んでくださいました。
建築家との打ち合わせでは「窓がいっぱいある明るい家にしたい」「広いリビングと、広いお風呂が欲しい」「大きな吹き抜けをつくりたい」など、思いつく限りの希望を伝えたというご夫妻。「素人考えでナンセンスな要望も多かったと思いますが、うんうんと頷いて受け止めてくれるのでとても話しやすかったです」と嬉しそうに振り返ります。
じつは、当初予定していた会社では設計に制限があり、諦めていたことも多かったそう。「第一住宅との家づくりでは自分たちの要望をしっかり取り入れた上に、日中は照明いらずの明るい家が叶い、大満足です。朝カーテンを開けた瞬間、家中に光が満ちて、ほんとうに気持ちいいですね」と夫人の笑顔もいっそう輝きます。
Kさん邸の間取りの大きな特徴のひとつは、玄関ホールのない設計です。これによってリビングをより広くとることができただけでなく、「帰宅した家族に『おかえり』と玄関を開けてすぐにお出迎えできるのがすごく良いですね」と夫人。「以前の住まいではLDKの広さに余裕がなく、壁に向かって食事をしていました。今はLDKと玄関がひとつながりの空間なので、食事中にパパが帰ってくると娘もすぐに気付いてニコニコです」と笑顔で言葉を続け、「目隠しの木製格子のデザインもとても気に入っています」と大満足のご様子です。
Kさんのお気に入りの空間は、2階ホールに設けたデスクスペースです。「以前の住まいでは、在宅ワークの際は和室にこもっていました。今は吹き抜けの開放的な空間で仕事ができ、1階の家族とも距離が近いので気持ちが明るくなり作業もはかどりますね」とニッコリ。憧れていた広いお風呂も叶い、「足をのばして湯船に入れるのは最高です。以前はシャワーだけで済ませることも多かったのですが、今では朝風呂も楽しんでいます」と笑顔はとまりません。
「片付けが苦手ですぐ散らかしてしまうので、いろいろな場所に収納をつけたいと希望しました」という夫人の言葉通り、玄関、リビング、キッチンなどKさん邸には随所に収納が用意されています。「ここにも収納が欲しい、玄関をもう少し広くとりたいなど、『もっとこうしたい』と希望を伝えるたびに建築家さんがその場で『こういうのはどうですか?』と図面を調整してくれました」と、妥協することなく使いやすさや暮らしやすさを追求できた打ち合わせを笑顔で振り返ります。リビング直通のような距離感の寝室のクローゼットはとくにお気に入りで「リビングに服を脱ぎ散らかすことがなくなりました」と笑顔で話してくれました。
見学会で一目ぼれしたアカシアの無垢床が広がるリビングに置かれたソファは、家具店を何軒もめぐってようやく出逢った運命の一台。「インテリアが好きなので、家具や照明などお家にあわせて選ぶのも楽しかったですね」と夫人。「家で過ごす時間ぜんぶが幸せで、在宅でできる事務作業などはなるべく持ち帰っています」とKさんも満点の笑顔です。「性能とデザイン、平屋のように1階で暮らしが完結する間取りにもこだわったので、この先も長く快適に暮らしていけそうです」と、家族のしあわせな未来へのイメージは膨らむばかりです。