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洗濯物を干すだけじゃない?良いことたくさん!サンルームのすすめ

2020.08.31

共働き世帯が多くなっている現代。「外に干していたら、突然の雨で洗濯物が濡れちゃった。。。」「PM2.5が気になるな。。。」なんて方も多いはず。また、最近ではカメムシの大量発生注意報が出ており(カメムシは暖かくて陽当たりの良さを好むので洗濯物に付いて、そのまま室内に取り込んでしまったなんて話も。。。)さらに外干しをするのをためらう理由になりそう。ですが、洗濯物を外から取り入れたときのお日さまのにおいや温かさ、紫外線による殺菌作用などメリットも多く、外干しが好きな方が多いのも事実。今回は外干しと部屋干しのメリットを組み合わせた、サンルームをご紹介します。




【目次】


1. サンルームのメリットとは

 ①.雨が降っても安心の洗濯物を干すスペース

 ②.花粉やPM2.5を寄せ付けない

 ③.2重部屋効果で断熱性アップ

 ④.セカンドリビングとしても使える

2.サンルームのデメリット

 ①.夏場は暑くて居られない

 ②.ガラスの汚れが気になる

 ③.価格が高い、家の保証がきかなくなる?

 ④.結果的に物置になる

3.サンルーム上級者の使い方

 ①.子供の遊び場、大人のティータイム

 ②.ハンガー干しにして洗濯物をそのまま取り込む

 ③.布団や枕を干してお出掛け

 ④.今流行りの家キャンプ







|サンルームのメリットとは


屋根や開口部、壁をガラス張りにして、太陽の光を取り入れられるようにした部屋のことです。 ベージックなタイプから、ちょっとお洒落な部屋風にデザインされたものまで色々とあります。サンルームのメリットとしては

①雨が降っても安心の洗濯物を干すスペース:雨の日はもちろん、夜に洗濯をして干したい方などにも安心のスペースです。湿気が気になる方もいるかもしれませんが、除湿器を稼働させると驚くほどカラリと乾きます。



②花粉やPM2.5を寄せ付けない:現代人の約4割が花粉症と言われる日本。また中国より飛んでくるPM2.5は呼吸器系に悪影響を及ぼすと言われています。このような物質が洗濯物に付着するのは避けたいですよね。そんな問題も解決してくれるのが、サンルーム。窓を開けたくないときはサーキュレーターなどで風を送るか、もしくは少しだけ窓を開けておけば、太陽光を浴びつつ暖かい風の効果で、さらにふわふわで温かい洗濯物を取り込めますよ。



③2重部屋効果で断熱性アップ:外気が家の中まで伝わるのに、サンルームがクッションの役目をしてくれるおかげで、断熱性がとても高まります。冬場はサンルームが温室のようになり、サンルームに面した部屋の窓を開けておけば、暖房を付けなくても部屋全体が暖かくなります。



④セカンドリビングとしても使える:春や秋、冬はサンルームはとっても心地の良い空間になります。お子様やペットがいるご家庭はサンルームが日当たりの良い遊び場となり、健康的に過ごせるでしょう。

洗濯物を干すだけじゃない?良いことたくさん!サンルームのすすめ



|サンルームのデメリット


メリットが沢山あるサンルームですが、やはりデメリットもあります



①夏場は暑くて居られない:太陽光をさんさんと浴びることが目的の空間なので、暑くなることは仕方のないこと。むしろ、さんさんと太陽を浴びれなければ、、サンルームという存在が不要になってしまいます。対策としては、ガラスを適度な断熱や紫外線処理したものを使ったり、日陰になるように葦簀やカーテンをつけたり、屋根の内側にシェードを付けることも有効です。夏場だけなので、何とか乗り切りましょう!



②ガラスの汚れが気になる:ガラス面が多いのでこれも仕方ないこと。全面がガラスの場合は特に大変です。これも仕方ないと諦め、定期的に掃除をしましょう。シャワーホースで直接水をかけて、雑巾などで拭くだけである程度の汚れは落ちますよ。



③価格が高い、家の保証がきかなくなる?:ベーシックなデザインのサンルーム設置工事は相場では60~120万円くらいです。正直、安いとは言えません。だからか安い業者に設置工事を頼んでしまったばかりに、家の保証が無くなった!というケースをよく聞きます。なぜかと言うと、サンルームを設置する際には外壁に固定するため、例えばそこから雨水が侵入したことで雨漏りなんてことがあると、目も当てられません。ですので、サンルームを工事する際は家を建てた業者と同じにするか、しっかり家の保証までしてくれる業者、もしくは最初から工事することをおすすめします。



④結果的に物置になる:「陽のあたる角度が悪かった」「通行人から丸見えで使いにくい」「いざ付けてみたら家事動線がうまくいかない」など周りの状況、サンルームをどう使いたいかなど、しっかり考えて設置しなかったばかりに、物置のようにたくさんの荷物を積んでいる部屋になっている、そんなサンルームを実はよく目にします。特にサンルームは陽当たりの良い場所を選び設置するはずですので、そこが物置では悲しいですよね。ガラス面が多い分、サンルーム内が丸見えなになるので、そのあたりの計画も重要になります。



|サンルーム上級者の使い方



①子供の遊び場、大人のティータイム、使い方無限大:写真のようにお子様の室内用遊具をサンルームに置くことでリビングなどを広く使えますし、キッチンに居ながらリビング横のサンルームで遊ぶ子供を見守れるなどセカンドリビングとして最高の空間です。また、ちょっとしたテーブルとイスを置くことで太陽を浴びながらのティータイム!素敵ですね。



②ハンガー干しにして洗濯物をそのまま取り込む:洗濯物が乾いたらピンチや洗濯用ハンガーから外してたたむ、これが意外と大変。洗濯物を収納用のハンガーに干し、乾いたら、そのままクローゼットへ。外干しではハンガーの汚れが気になりますが、サンルームなら大丈夫。一気に家事楽ですよ。



洗濯物を干すだけじゃない?良いことたくさん!サンルームのすすめ③布団や枕を干しても雨を気にせずお出かけ出来る:洗濯物が突然の雨で濡れるのはショックですが布団が雨に濡れたら。。。もう使い物にならないことも。サンルームなら、空き時間にささっと干すだけで、いつでもフカフカ布団の出来上がり!



④今流行りの家キャンプをする場所にも:家キャンプのメリットは設備の整ったキッチンで料理を作り、後片付けやゴミの処理もいつも通り、家庭用電源やWi-Fiがそのまま使えるのでアウトドアの不便さがないし、トイレやお風呂の心配も不要でいつも通りの生活で少しだけ違う日常を味わうことにあります。屋根もガラスなので上を見上げれば星空も見えるし、やはりガラスで囲われているので部屋とはいえ、外との繋がりを感じやすく、よりキャンプ感が増します。また、家キャンプのためにテントを張るのに、リビングテーブルを片付けたりしなくても良いのですぐに実行できるのも良いですね。いかがでしたか?外干しの良さと部屋干しの良さを組み合わせたサンルーム。より効率的に洗濯物を乾かせるようになれば、洗濯がもっと快適になり、家事楽にもつながります。洗濯物を干す以外にも使い方はたくさんあるので、上手に活用し陽だまりの時間を過ごしてみてください。




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