2025.08.26
自然の風を取り込んで、風通しがよく心地よく暮らしたいと誰もが思いますよね。新鮮な空気を取り入れ家の中の空気を流すことで、快適さだけではなく湿気を防ぎ、家そのものの健康をも守ることにつながります。
効率的な通風を確保するための基本的な方法と、窓選びについて簡単にご説明します。
窓の配置を考える際には、自然風を効率的に家の中に取り入れることが望ましいです。自然風で重要なのが、卓越風を利用することです。卓越風とは、ある一地方で、ある特定の期間(季節・年)に吹く、最も頻度が多い風向の風のことです。

上の表を見ても分かるように、小山市の風向きは、1~4月、9~12月はほぼ北から風が吹き、5~8月は、南南東から風が吹くことが多いため、その両方向の風を掴まえられるように窓の設計をすることが大切です。
窓の配置を考える際にもう一つ大切なことが、家の中を斜めに風が流れるようにすることです。
また、暖かい空気は上にたまりやすい性質を利用し、夏の南南東からの風が抜ける北の窓は上部に設計することで、室内の熱気が外部へ抜けやすくなります。

家と家の間の通路が狭い場合、じつは風がよく抜けます。隙間風のように考えると分かりやすいと思います。たとえ、かなり狭くなくても、道路面よりも家と家の間の方が風が抜けやすいのでこの風をうまく取り込めると、想像以上の通風が可能です。
ただし、この隙間風が通る面の窓が引き違い窓ですと、思うように風を取り込めません。引き違い窓は正面からの風は取り入込みやすいのですが、壁に沿って流れる横風を取り入れるには向いていません。そんな時に有効なのが外に開く窓「たてすべり窓」です。
たてすべり窓は、壁に対して90度まで開くことができ、その開いた窓に風が当たり室内に取り込むことができます。換気量は引違い窓の約7倍にもなると言われています。

また、室内の空気を外へ排気する窓におすすめなのが、横すべり窓です。主に、天井近くにつけることが多い窓ですが、室内から流れてきた風が横にスライドさせて開いた窓にぶつかり、排気されます。似た窓で外たおし窓というものもありますが、これは主に排煙用の仕様に利用されている窓のため、排気にはもちろん向いていますが、雨が降ると開いた窓を伝って室内へ雨が流れ込んできてしまうので、常時開けておくには不向きかもしれません。
いかがでしたか?卓越風を利用して通風計画をすると、家の中に居ても自然の風を心地よく感じるだけでなく、効率的に換気が出来るほか、冷暖房に100%頼らない温熱管理ができるため、節約にもつながります。ぜひ、バランスの良い窓配置を考えていきましょう。

家づくりとしっかり向き合うスタッフのいる栃木県小山市の工務店です。資料請求はこちらから→「高性能×デザイン×コスパを叶える家づくり」第一住宅