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こだわるべきウォークインクローゼットのあれこれ

2020.06.23

ウォークインクローゼット、今では当たり前のように聞く言葉で賃貸住宅でも採用率が高まっています。でも、実際、どのくらいの広さが必要?どこに計画すべき?など気になるポイントをいくつかまとめてみました。既に使用中の方もこれから計画する方も参考にしてみてください。


|目次


-ウォークインクローゼットとは?

-ウォークインクローゼットがあると便利な意外な場所

 ①洗面・脱衣室に近い

 ②寝室とこども室の間に

 ③個室への通路と兼用

 服以外の収納

-広ければ良いわけではない!





ウォークインクローゼットとは?




クローゼットには主に3つのタイプがあります。一般的な洋室などにあるクローゼットに対して、人が収納内に入ることの出来るクローゼットをウォークインクローゼットと言います。また、出入り口が2ヶ所あり通り抜けられるようになっている場合はウォークスルークローゼットと言います。


レイアウトは主に3タイプ。こだわるべきウォークインクローゼットのあれこれ


間口をあまり広くとれない時におすすめの形。通路となる場所は最低60㎝ないと窮屈に感じますので、最低芯々(壁の中の柱の中央から中央まで)130㎝あると良いと思います。

こだわるべきウォークインクローゼットのあれこれ収納量もあり、かつウォークスルーにも出来る形で採用率が一番多いとされています。収納内にミラーを付けたい場合も、壁が出来るのでおすすめです。

こだわるべきウォークインクローゼットのあれこれ一番収納量のある形。3面が収納になるので、エリア分けして家族各々の収納としても良いですね。また、1面は棚にして布団などの収納にするのもおすすめです。

このように、ウォークインクローゼットと言っても形やレイアウトで収納量、収納の仕方が変わります。





ウォークインクローゼットがあると便利な意外な場所




ウォークインクローゼットを寝室に隣接させる方が多いと思いますが、他にもオススメの場所があります。

①洗面・脱衣室に近いこだわるべきウォークインクローゼットのあれこれ朝起きたらウォークインクローゼットで着替えてからリビングへ、お風呂に入る前にウォークインクローゼットにパジャマを取りに行きそのまま脱衣室へなど、生活動線を考えて設置すると、効率よく使えます。また、脱衣室などで室内干しする人にもオススメの場所です。

②寝室とこども室の間にこだわるべきウォークインクローゼットのあれこれ寝室と子供室の間に設置し家族で共有することにより、スペースの有効活用になります。ここからここまではパパ、ここまではママなどエリア分けをすると、使いやすいでしょう。また、洗濯物を片付ける際も各部屋にそれぞれ片付けに行く手間がないので家事楽にもなります。

③個室への通路と兼用こだわるべきウォークインクローゼットのあれこれリビングなどのパブリックスペースから寝室などのプライベートスペースへ行く通路をクローゼットと兼用するパターンです。ウォークスルーで使用するため、無駄がありません。扉はリビングとの間に設け、来客時のみ閉めるようにすれば、収納内を来客に見られる心配もありません。

→ファミリークローゼットについて詳しく説明しています!実例写真あり!!


このように、それぞれの生活スタイルに合わせて使いやすい場所へウォークインクローゼットを配置することで、より良い収納と変化します。


また、ウォークインクローゼットは服の収納だけではありません。シューズクロークもその1つ。片面を靴専用、もう片面をコートやアウトドアグッズなどを収納することで玄関廻りをすっきりさせることが出来ます。また、その先にキッチン用品や消耗品などの収納スペースを作ることで買い物帰りにシューズクロークからそのまま収納スペース内へ行き、買ったものを仕舞うという一連の作業をとても効率よく行えます。玄関から収納内を見せたくない人は、写真のようにロールスクリーンを使うなどして目隠しをしても良いでしょう。

→実際のウォークインクローゼットなどの施工事例は、こちら!




広ければ良いわけではない!




このように自分の生活スタイルに合わせて考えられたウォークインクローゼットはとても便利ですが、あまり深く考えず広く作ってしまったばっかりに床にも物があふれてしまい、物置状態に。。。服が乱雑になってしまい、ぐちゃぐちゃに。。。なんて話もよく聞きます。そんな失敗を解消するには事前に細かく計画することがカギとなります。

例えば、ハンガーを同じ色や形のもので揃える。これだけで、ぐっと見た目が変わります。また、クローゼット内で着替えをしたり、引出し収納を置いて引出すことを考慮すると必然的に通路には物を置けなくなりますし通路の幅が狭すぎて使いにくいなどということもなくなります(引出して取り出すことを考えると最低でも60センチは欲しいですね)。服だけではなく大きなもの(例えばスーツケースなど)を仕舞うことを考えて棚の枚数や奥行き、パイプの高さなど細かく計画して作ると後々”失敗した。。。”ということも少ないでしょう。棚をあらかじめ作る際は可動棚にしいずれ収納したいものが変化した時でも対応できるようにすると良いでしょう。


また、これは余談ですがウォークインクローゼットのLED照明は、昼白色を選ぶと良いでしょう。昼間の太陽の光に近い色の照明であれば実際の服の色で見えます。電球色ですと、少し赤みがかって見えてしまいます。


あれば便利なことは間違いないウォークインクローゼットですが、ほんの少しの工夫を加えたり、考慮しておかないと大失敗をしてしまうことも。ぜひ上記を参考にして、あなたらしいウォークインクローゼットを計画してくださいね。

→生活スタイルから間取りを考える、一からつくる家づくりをしたい方は、こちら!(栃木県近郊)



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