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断熱・気密性能をあげると健康になる?高断熱住宅のすすめ

2022.02.01

人間は特に寒い冬などには体温を維持するためにもエネルギーを使っています。室内の温度差が大きいと、この体温を維持するためのエネルギー量が増えてしまいます。体温を維持できず体温が下がると血液の流れが悪くなり、免疫力の低下につながりウイルスや細菌に負けて発病しやすくなると言われています。温度差によるリスクはヒートショックだけではないのです。断熱性能を向上させることで健康にどんな影響が出るのか、様々な研究・調査データから具体的にお話していきます。


【目次】


– 断熱性能をあげると得られるメリットとは?

– 健康改善には断熱と気密の性能アップがカギ!

– 温度差だけじゃない、カビ・ダニの抑制も!



|断熱性能をあげると得られるメリットとは?


平成14年以降これまで合計で約3万5千人を対象に行ってきた健康調査の結果が下のグラフです。新築の高断熱高気密住宅に引っ越した人を対象としており、断熱性能が高くなるほどに、すべての症状で改善率が高くなっていることがわかります。なお、2020年にすべての新築住宅に適合が義務化される省エネ基準では、グレード4の省エネ等級4(断熱等性能等級4)をクリアすることが求められているので、より大きな健康上のメリットが考えられます。

断熱・気密性能をあげると健康になる?高断熱住宅のすすめ



|健康改善には断熱と気密の性能アップがカギ!


暖房しているのに寒い!と感じるのは、断熱・気密性能が低いために壁や床、天井、窓など建物の表面が暖まらず表面温度が低いままなのでそこに熱を奪われてしまっています。断熱・気密性能の高い家は室温と表面温度の差がほとんどないので、同じ暖房の設定温度でも暖かく感じるのです。

断熱・気密性能をあげると健康になる?高断熱住宅のすすめ例えば、断熱・気密性能の低い家の表面温度が10℃とすると、室温は20℃でも体感温度は15℃と5℃も低くなります。一方、断熱・気密性能の高い家では室温20℃に対して表面温度が18℃とすると、体感温度は19℃とほとんど差がありません。断熱・気密性能が低いと、いくら暖房しても体感温度が低いため、どんどん暖房の設定温度を高くしてしまい光熱費も上がります。また過度の暖房で乾燥がひどくなったりなど体調に影響が出てしまいます。



|温度差だけじゃない、カビ・ダニの抑制も!


高断熱高気密住宅が人の健康に与える良い影響としてもう一つあげられるのが、人体に害のあるカビ・ダニの発生を抑えることです。化学物質によるシックハウスが住宅の大きな問題として取り上げられたことは有名ですが、化学物質を発するのは人工物のみではありません。細菌やカビなどの微生物によって放出される化学物質も健康を脅かすことがあります。断熱施工をしっかりすることで室内の温度差をなくし、かつ適切な換気システムを使い結露しにくく、有害なカビを発生させないことが重要です。

断熱・気密性能をあげると健康になる?高断熱住宅のすすめもちろん、暖かい室内でも湿度が高く、含むことのできる水分量を超えてしまえば(飽和水蒸気量)、結露は起こります。が、一般的な住宅で冬の間普通に生活している場合は、飽和水蒸気量を超えることはほとんどありませんので、ご安心ください(例えばサウナのような環境は暖かい室内で飽和水蒸気量を超えている状態です)。


いかがでしたか?

家族の健康を守れる安心の家づくりは断熱と気密の性能をあげることが不可欠だということがお分かりになったのではないでしょうか?家族がいつまでも健康に幸せに、20年、30年と暮らすためにも家の性能をじっくりと考えてみてください。





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