栃木県｜清々しく品のある平屋

まずは総合展示場で「好みの雰囲気の家はあるかな？」「ネームバリューのある会社の家ってどんな感じだろう？」と数社を見学。「大手メーカーのモデルハウスはさすがに立派で関心しました。そんな折、建物代や土地代の他に事務手続きなどにも想像以上の費用が必要と知り、自分たちの総予算では大手メーカーは厳しいなと、改めて住宅会社を探し始めました」と話します。

ネット検索で第一住宅を見つけ、「デザインもおしゃれだし性能も良さそう」と感じ、小山市の犬塚モデルハウスを見学することに。「じつは予約の際に、『この予算で30坪の平屋が建てたいけどできますか？』と聞いたんです。できますよ、と答えてくれたので安心して相談することができました」と振り返ります。

モデルハウスを見学し、デザインや雰囲気、冬なのにエアコン一台で寒くないところなどが気に入ったというご夫妻。「自分たちの希望を取り入れたら結局予算オーバー、というのも避けたいので標準仕様もしっかりチェックしました。性能面はもちろん、無垢床やガルバ屋根、ハイドア、キッチンのメーカーやグレードなど、私たちの求めるものが全部標準仕様で叶えられるとわかり、もう迷う必要はありませんでした」と、第一住宅を選んだ理由を話してくれました。

「実家は3階建てで階段の上り下りが大変で。老後のことも考えて、1階で生活が完結できる平屋がいいなと考えていました」と、平屋を希望した理由を話す夫人。家事動線にもこだわり、「外干しも部屋干しもしやすいランドリールームがほしい、残り湯を使えるようお風呂の隣に洗濯機を置きたい、洗濯物をすぐしまえるようファミリークロゼットも近くにほしいと、建築家さんには無茶ぶりみたいなオーダーをたくさん出しました」と振り返ります。

さらに、「廊下はなるべくつくりたくないけど、リビングから直接寝室や子ども部屋へ行くような間取りもイヤ」と、謎かけのようなオーダーも出したというご夫妻。「建築家さんは、私たちがどんな要望を出しても『あ～、そういうことですね。うん、できますよ』とニコニコ応えてくれて。遠慮せず希望を伝えることができ、妥協せずにプランニングを進めることができました」と笑顔で話します。

一方、玄関ホールとLDKの間にリビングドアをつけたいという希望に対しては「それは必要ないですね、と全然聞いてくれなかったんですよ」と可笑しそうに話します。
「リビングドアを希望したのは空調効率を考えてのこと。どうしてもLDKを適温にするためには扉で仕切るという考えが捨てきれなくて。でも第一住宅の家は断熱・気密性能が良いのでそれをいかすにはむしろドアはないほうがいい、という説明を聞いて納得しました」とFさん。「実際に夏場を過ごして、冷房をつけているLDK以外の空間もムワっとしないことに驚きました。とくに以前の住まいでのトイレの暑さは悩みどころだったので、家全体に温度差が少ないとこんなに気持ちよく過ごせるんだ、リビングドアは必要なかったんだと快適さを実感しています」と言葉を続けます。

小上がりの和室のへりに腰掛けてほっとひと息つく時間がお気に入り、という夫人。「ホールのほうを眺めると視線の先に洗面室の窓から外の景色が見えて、それがすごくいいんです」と、間仕切りの少ない開放的な空間を楽しんでいるご様子です。

ちなみに、造作洗面台が標準仕様という点も第一住宅を選んだポイントのひとつ。「ユニットの洗面化粧台は味気ないので、せっかく家を建てるなら洗面台も造作にしたいと考えていました。それが標準でついていたので、すごくトクした気分ですね」と笑顔はますます広がります。

外観も内観も、キーカラーはホワイトとグレー、そして木目で統一されたFさん邸。「キッチンは木目っぽい雰囲気もいいかなと思いましたが、やっぱり大好きなグレーを選びました。すっきり広々としていて使いやすいので気に入っています」と夫人。さり気なく飾られたグリーンや、きれいに整頓されたパントリーなど、空間のすみずみにまで素敵な暮らしを楽しんでいる様子が感じられます。

リビングのソファでくつろいだり、和室の畳に寝転がってのんびりしたり、気ままに過ごすLDKは家族みんなのお気に入りの空間。「小学校の入学と引っ越しが重なり、バタバタと目まぐるしい毎日でしたが『自分たちの家』はやっぱりほっとします」「仕事から帰ってきて、自分好みに建てた家と家族が待っていてくれるのは幸せですね」と、Ｆさんも幸せいっぱいの笑顔を見せてくれました。