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土地が決まったらまず最初にやるべき「敷地調査」とは?

2020.07.07

自分たちの家を建てるための土地がみつかり、さあ次はどんな家を建てるか考えよう!とワクワクするこのタイミングで、家のことを考える前に必ずやってほしいことがあるのです。それが「敷地調査」。とてもとても大切なことなのに、実はこの敷地調査を怠っている会社がとても多いのが現状。家を建てるならば是非知っておいて欲しい、そして必ず行ってほしい敷地調査について簡単にご説明します。


|目次


-そもそも敷地調査とは何か

-自分でもできる「環境調査」




そもそも敷地調査とは何か




敷地の面積や形状、方位、高低差、道路の状況、隣接家屋の状況、街並、法規制などを調査することを言います。例えば、隣地との境界を調べてみたら、敷地の境界を示す杭がない!どこまでが自分たちの土地として使えるのか不明瞭!となれば隣地の所有者立会いの下で杭を設置しなければならなかったり、所有者がそもそも不明で探さなければならなかったり。。。ここで可能性として起こりうることをお話しすると隣地の所有者が不明で探してみたら、もうお亡くなりになっていて相続問題が。。。や、隣地の所有者がとても遠いところに住んでいて(海外なんて場合も)立会いをお願いしたくても、すぐにとはいかず時間がかかってしまうなどです。例えこのようなことが起きたとしても事前に調べておくことで、早め早めに問題を解決し、スムーズに家づくりを進めることができます。

また土地に水道や下水道、ガス、電気などの配管が通っているのかを土地を購入する前に調べ、配管が無い場合には、引き込み工事をどのように進めていくのか。場合によっては、土地の所有者に「工事の承諾を得る」などの手続きも必要になります。

水道の問題で多いのは建て替えの場合で既に上水道が引き込まれていても、本管の口径が細く新築する家によっては、新たに本管から水道 取り出し工事が必要になる場合があります。水道本管取り出し工事は結構な金額が掛かりますので、事前に調べておくことで資金計画にも大いに役に立ちます。

上記に挙げたことは、やはり専門家が調べないとわからなことも多く、調査に時間がかかる場合もあります。ただし、「敷地調査」は任意のものであり、法的な義務はありません。そのため、調査を簡易的な物で済ませ(例えば敷地の面積や形状、法的に何坪なら建てられるかなど)、水道や電気などは後回しになり、最後の最後で想定外の工事費が必要だと分かり、泣く泣く新しい家具を買うことを諦めて。。。などと言う話は、決して珍しくはありません。

もちろん、調べたことで特に何も問題なく進められそうだと分かれば安心ですし、今後の家づくりに集中できます。事前に土地のことをしっかり調べておくことは、決して無駄にはならないはずです。




自分でもできる「環境調査」




「敷地調査」は法的なことを調べたり、市役所や法務局など沢山の機関をめぐって、様々なことを調べるため、とても労力がかかりますし、専門的な知識も必要になってきます。ですが、今後ずっと住んでいく土地ですから、もちろん自分たちで調査をすることもオススメです。それが「環境調査」です。

例えば、毎日通勤する家から会社、駅までの道のり。土地を見に行くのは土日だったため気付かなかったけれど

・通勤する平日は一方通行があり遠回りしなければいけない

・交通量が多く想像以上に通勤時間がかかりそうだ

・通学路は整備されていて安心!

・ゴミ捨て場が遠いから気を付けないと

・夜は街頭が少なく暗いかな

・近所の公園を見てみたら同じ年頃の子供が沢山遊んでいて安心!

・自治会の集まりが楽しそう!

などなど住んでからのことを意識して調べてみると知りたいことはまだまだ出てくるものです。もちろん、担当の営業さんなどもそのあたりのことは調べてお話ししてくれると思いますが、自分の目で見ると、また違った角度から得る情報もあるはずです。是非、近所を歩きながら近隣の状況、周辺環境を見てみてください。

「敷地調査」は有料の会社がほとんどだと思いますが、備えあれば憂いなし!事前の調査をすることで是非失敗しない家づくりをしてくださいね!




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