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栃木で高気密・高断熱の家に住むという選択肢

2023.10.24

「高気密・高断熱」という言葉を耳にすることが増えてきた昨今。何となくのイメージで分かっていても詳しく知る人は少ないのが現状です。今回は高気密・高断熱の家に実際に暮らした場合について詳しく説明していきます。




高気密・高断熱のメリットは?




ヒートショックの防止

ヒートショックとは、暖かい空間から寒い空間に移動するなどして、急激な温度変化によって体に負担がかかる現象のことをいいます。温度変化の影響は、とくに血管が強く受けやすいため、脳梗塞や心筋梗塞といった致命的な疾患に繋がってしまうケースもあります。とくに冬場など部屋と部屋の温度差が大きくなる季節には、ヒートショックのリスクも高まるとされています。高気密・高断熱の家は、冬場であっても建物全体の温度が適温に保たれるため、部屋と部屋の温度差も小さくなり、急激な温度差が生まれにくいため、必然的にヒートショックのリスクも小さくなります。

光熱費(ランニングコスト)を抑えられる

家にも、燃費の良し悪しがあります。それは、気密と断熱で変わります。ずっと住み続けるのだから、家の燃費はしっかりと考慮するべきです。ですが、中々、高気密で高断熱な高性能な家が普及しません。その一番の要因は費用面が考えられます。高性能な家を建てるには、そうでない家にくらべたら費用がアップします。

ですが、ライフサイクルコスト(LCC、Life cycle cost)「建築物・構造物の設計から建築、運用、売却、解体などにかかる総合的な費用(生涯費用とも言います)」で考えると、海面上にある高額で目に入りやすい建築費、いわゆるイニシャルコストよりも、海面下で目に見えづらいランニングコストのほうが圧倒的に大きいことが分かります。住む家を考える際は、建築にかかるイニシャルコストだけでなく、建築後のランニングコストを含めて総合的に考えることが大切です。

耐久性が増す

家の耐久性を悪化させる要因の多くは、湿気です。湿気は結露となり私たちの目にも認識できるようになります。高気密・高断熱の家は、屋外の湿気を室内へ通さず、室内で発生した湿気を屋外へ排出し、躯体内(柱や壁)を湿気から守り家の耐久性を高めます。また、高気密・高断熱の家には24時間換気システムが必須です。微小粒子フィルターや空気清浄フィルターの付いたこの24時間換気システムは、アレルゲンとなる花粉や黄砂、PM2.5などを除去し綺麗な空気のみを室内へ取り込みます。さらに、室内へ入り込んだアレルゲンを屋外へ排出することも可能です。アレルゲンの少ない室内で過ごすことは家だけでなく、家族の健康にもつながります。




高気密・高断熱の家と栃木県の気候




栃木の気候は東日本型です。冬の朝は寒さが厳しく氷点下になることもしばしば。ですが、昼間は気温がグンと上がり1日の最高と最低の気温の差が大きくなるのが特徴です。そのため、気温差の大きい栃木には、屋外の気温の影響を受けにくい高気密・高断熱の家が向いています。

高断熱については、平成28年省エネ基準として国により数値が明確に決まっています。その後、一般社団法人によりHEAT20という基準も発表されています。栃木の省エネ基準は「UA値:0.75」となっており、第一住宅のお約束基準「UA値:0.46」は大幅に基準をクリアしていることになります。

ちなみに、第一住宅の最高値は「UA値:0.20」となっており、北海道基準よりも高断熱ということになります。




気密測定は全棟!ずっと追及し続ける高気密




第一住宅では、全棟気密測定を行います。気密をあらわすC値は実際の建物で計測する「実測値」であり、予測値ではありません。だからこそ、全棟測定を行い、お客様のお家の気密値を確実な数値として提示します。

「栃木で高気密・高断熱の家に住むという選択肢」についてお話してきました。

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。だからこそ性能については曖昧にせず、明確な数字を見て確かめてください。

第一住宅では実際に「高気密、高断熱で建てたモデルハウス」以外にも、「お客様邸を見学」させていただき、高性能な家を体感することも可能です。

ぜひ、実際にご体感ください!



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