2024.03.26
ここ数日、春の気配をとても強く感じるようになりました。冬に使っていたラグやマットなどを片付けながら、その後の初夏に向けて部屋の模様変えをしたくなる人も多いのではないでしょうか?そこでおすすめするのが、寒色を使ったインテリアです。寒色を目にすると、血圧を下げ心拍数も低下させるなど、鎮静効果があると言われています。見た目も涼しげな寒色を取り入れた初夏のインテリアを取り入れて快適なお部屋を作りましょう。
同じ温度設定の部屋のインテリアを赤ベースにするか青ベースにするかで実際の体感温度が2~3℃違ってくると言われています。そのため、特に室内は色の影響を多く受けるので、好きという理由だけでカラーコーディネートするのではなく、季節に合わせて選ぶと良いでしょう。
また、色は興奮・鎮静作用にもつながります。赤は興奮作用があり、気持ちを元気にさせますし、青は鎮静作用が強く、リラックスさせたり冷静にさせる作用がありますので、風邪で発熱しているときや寝込んでいるときなど、出来れば鎮静作用のある青や薄い紫などの寒色系の寝具を使うことをおすすめします。
インテリア黄金比とは、どんな色の組み合わせでも、バランスがよくセンスのあるイメージが演出される配色割合の比率のことです。それは「ベースカラー」「アソート(メイン)カラー」「アクセントカラー」の3つの色を【7 : 2.5 : 0.5】にすることです。
ベースカラーは配色の70%を占めます。大きくて広い壁面や天井に床。お部屋を構成するこれらの内装の色がベースカラーとなります。多くは白い壁や床のナチュラルやベージュ・ブラウン系が一般的です。中でも特にインテリアテイストの印象を左右するのが床の色です。ブラウン・ナチュラル系の無垢材にするか、白いフローリングにするのかだけでも、まったく違う印象になります。(写真クリックで施工例ご覧いただけます)
お部屋の25%を占める、アソート(メイン)カラーです。テーブルやソファ・ラグ・カーテン・キャビネットなど、お部屋の中でも目立つ大きめの家具やインテリアを指します。アソートカラーは1色とは限らず、広いお部屋になると2色ほど選ぶ場合もありますが、合計でお部屋の25%という比率は守りましょう。ここ最近はワントーンコーディネートのような、ベースカラーとアソートカラーを同色で合わせたコーディネートも人気です。(写真クリックで施工例ご覧いただけます)
アクセントカラーとはお部屋の面積のほんの5%を占める色。クッションなど小物などのインテリアを指します。ほんの5%とはいえ、アクセントというだけあって目立ち、お部屋に入ったときに真っ先に目を惹く色なので、小物であっても使いすぎには注意しましょう。また、小物のため気軽にインテリアを変えやすいので、季節に合わせてカラーを変更してみると良いでしょう。(写真クリックで施工例ご覧いただけます)
インテリアカラーだけでなく、ガラスやアクリルなどの透明感ある小物を取り入れると、涼しげな印象がプラスされます。
また、空間に吊り下げて、ゆらゆら揺れるインテリア、モビールや吊り下げる植物など、ゆらゆら揺れることで視覚で風を感じ取ることができ、涼しげな区間を演出してくれます。
いかがでしたでしょうか?白と木目のブラウン系が基調となってくるお部屋が多いとは思いますが、季節に合わせたカラーをアクセントカラーに取り入れて涼しげにコーディネートしてみたり、爽やかな小物を取り入れてみたりして、見た目も心地良いお部屋づくりをしてみてくださいね。
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