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平屋+ロフトの家|固定階段の設置ルールと後悔しないための間取りポイント、おしゃれな事例を解説

2025.12.20

平屋+ロフトの家|固定階段の設置ルールと後悔しないための間取りポイント、おしゃれな事例を解説

ゆったりと暮らせる平屋建ての住宅が増えていますが、その中でも人気の間取りが「ロフト」です。

しかし、ロフト付きの平屋を建てる際には、事前に押さえておいていただきたい法律上のルールや間取りのポイントがあります。

今回は「平屋+ロフトの家を後悔したくない」という方のために、国内最高クラスの気密性を標準仕様で提供している栃木の工務店『第一住宅』が、ロフト・2階建て・スキップフロアの違いと、平屋+ロフトのメリット、後悔しないための間取りポイントをわかりやすく解説します。

第一住宅が手がけたおしゃれな実例や、多くのお客様からいただくご質問も紹介しますので、ぜひ最後までごらんください。

栃木で気密性の高い家をご希望の方は、第一住宅へお問い合わせください。

第一住宅は、国内最高クラスのC値(標準仕様0.5以下、最高値0.06)を提供している工務店です。

「平屋+ロフト」と2階建て・スキップフロアとの違い

ロフトとは、建築基準法上において「小屋裏物置等」に当てはまる上部空間で、一定の条件を満たすと、階数や床面積に含まれません。

  • ・小屋裏の余剰空間を利用すること
  • ・空間が収納の用途であること
  • ・小屋裏物置の水平投影面積※がその階の床面積の1/2未満であること
  • ・小屋裏物置等の天井高さが、1.4m以下であること
  • ・小屋裏物置等の直下の天井高さが、2.1m以下であること
  • ・固定式の昇降機(階段・はしご)が設置されていないこと
  • ・小屋裏物置等の水平投影面積は、直下の階における床面積の1/8以下であること※

※水平投影面積:真上から見た時にできる影の面積
※小屋裏物置等の床面積が1/8を超える場合は、以下の式で算出された分が床面積に加算されます。

「階の床面積に加える面積」=(当該物置等の内法高さの平均値[m]/2.1)×(当該物置等の水平投影面積[㎡])

〈参考〉e-GOV法令検索|建築基準法施行令第2条第1項第8号国土交通省|木造の建築物に物置等を設ける場合に階の床面積に加える面積を定める件((建設省告示第1351号)

上記の他に、収納での利用以外を認めないため、自治体によってコンセントの数や空調機器の設置に関するルールが設けられているところもあり、注意が必要です。

これらの条件に1つでも当てはまらない部分があると、ロフトは建物の階数・床面積に算入され、建築基準法上では「2階建て」になります

ちなみに、最近人気のスキップフロアとは、階の中間高さに設ける床を指し、中二階とも呼ばれます。

スキップフロアを設ける場合、その下が天井高1.4m以下であると、その空間が「床下物置等」に該当し、法律上の床面積に算入されない可能性があり、最近取り入れる住宅は少なくありません。

空間の種類特徴
ロフト ・ 小屋裏スペースを利用し、部屋の一部に作られた上部空間
・ 物置として利用することを目的とし、一定の面積・高さ以下だと床面積や階数に算入されない
・ 固定式の階段・はしごを設置すると「階」とみなされる可能性あり
2階 ・ 用途を問わず作られた上階
・ 延床面積に算入される
スキップフロア(中二階) ・ 階の中間に設けられた、用途を問わない空間
・ 延床面積に算入されるが、スキップフロア下の空間は不算入の可能性あり
・ 固定階段を設置したロフトをスキップフロアと呼ぶ場合もある

「平屋+ロフトの家」には固定階段・はしごのどちらがいいか

上記でも解説した通り、原則としてロフトに固定階段を設置すると、建築基準法上は「階」とみなされて、平屋建てが2階建てと判断される可能性があります。

ただし、自治体によっては固定階段を設置した部分の床面積を建築面積に含めることを条件に、その上の空間を小屋裏等として扱うところもあることから、敷地のある地域の条例に詳しい設計事務所に相談することが重要です。

ロフトの上がり下がりに固定階段とはしごのどちらを使うか迷った際には、それぞれのメリットとデメリットを比較しましょう。

昇降機の種類メリット・デメリット
固定階段〈メリット〉
・物を持ったまま上り下りしやすい
・小さなお子様や高齢の方でも上り下りしやすい
▶︎利用頻度が高くなる

〈デメリット〉
・費用が高くなる
・ロフト部分が床面積に算入される可能性がある
▶ローコスト住宅・狭小住宅だと不利になる場合も
はしご(可動式)〈メリット〉
・費用を抑えられる
・その他の条件をクリアすれば、ロフト部分は床面積に不算入
▶︎ 容積率の上限に抵触する可能性が低くなる

〈デメリット〉
・物を持ったまま上り下りするのが大変
・小さなお子様や高齢の方だと上り下りしにくい可能性がある
▶︎使いづらくなり、利用頻度が低くなる

ここで特に重要となるのが、「ロフトが床面積や階数に算入されると不利益があるのか」という点です。

ロフトに固定階段を設置して床面積・階数に算入されると、主に以下のようなデメリットが発生する可能性が考えられます。

  • ・延べ床面積が増えて、容積率※の上限に抵触する可能性が高くなる(その分、別の場所の床面積を減らさなくてはいけない)
  • ・固定資産税評価額が高くなる可能性がある(固定資産評価員の実地調査においてロフトが評価対象範囲に含まれ、再建築費が高く見積もられる)

〈参考〉総務省|固定資産評価のしくみについて(家屋評価)

ただし、計画している家がその地域の容積率上限に達するまでに面積的余裕がある場合は、ロフト部分が床面積に算入されてもそれほど影響はなく、法律上、平屋建てが2階建てとみなされても、一般的な住宅地であれば建物高さに関する法的制限はあまりありません。

また、固定資産税においても、一般的な戸建住宅であれば、ロフトが含まれる分、家屋の評価額が増えたとしても税増額は数千円から数万円程度です。

そのため、場合によってはロフトが床面積に算入されることをそれほど気にする必要がない場合もあります。

「ロフトを作りたいが、固定階段にするデメリットをもっと詳しく知りたい」という方は、平屋+ロフトの設計施工実績が豊富な工務店にご相談ください。

栃木で信頼できる施工業者をお探しの方は、第一住宅へお問い合わせください。

第一住宅は、家を建てた後もご家族のマイホームをサポートしていく工務店です。

「平屋+ロフトの家」メリット・デメリット

「平屋+ロフトの家」には、主に以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット・床面積が増えて、空間を無駄なく活用できる
・ロフトを作るとその階の天井高が高くなり、開放的でおしゃれになる
・収納空間以外にも活用できる(お子様の遊び場・セカンドリビング・洗濯物干し場など)
デメリット・工事費用が増える(追加額の相場は50〜200万程度)
・屋根からの輻射熱でロフトが暑くなりやすい
・冬の暖房熱が天井付近に溜まり、部屋全体が温まるまで時間がかかる
・落下対策が必要

これら長所短所の両方を踏まえて、プランに取り入れるか工務店とじっくり検討することが重要です。

「平屋+ロフトの家」後悔しないための間取りポイント

「平屋+ロフトの家」を後悔しないためには、以下のポイントを押さえて間取りや住宅性能を検討しましょう。

間取りが制限される点に要注意

ロフトを作ると、その間取りが制限されるため注意が必要です。

片流れ屋根の平屋では、屋根の高い方角を南・東にするのが一般的で、ロフトを設けられるのも同じく家の南・東側になります。

寄棟屋根は、家の中央部分が屋根の最も高いところになるため、小屋裏を利用する場合も家の真ん中あたりが原則です。

また、固定階段を設置する場合、建築基準法※では階段の寸法が決められているため、真下の階から2.1m上がる場合は最低でも9〜10段、水平投影面積は1.4〜1.5㎡程度の面積が必要です。

〈参考〉e-GOV法令検索|建築基準法施行令第23条

ロフト下の空間用途に要注意

ロフトの位置を決める際には、ロフトの下の空間用途を確認しましょう。

以下のような場所の上にロフトを作ると、後で不便・不快に感じる可能性があります。

  • ・食事をとるダイニングスペース▶︎ロフトの上り下りでほこりが落ちる
  • ・来客スペース▶︎来客時に家族が上り下りしにくい
  • ・狭い空間▶︎固定階段をつけると邪魔になり、可動タイプのはしごでも移動が大変

ロフトの使い道をシミュレーションすることが重要

ロフトの使い道を考えずに作っても、建築費用だけかかり、デッドスペースになるケースがあるため注意が必要です。

平屋建てはリビングなどの天井を高くしても、建築基準法の制限を受けにくいため、「とりあえずロフトをつくっておこう」と考える方は少なくありません。

しかし、使わなければ無駄になるので、ロフトを作る場合や固定階段・可動式はしごのどちらにするか検討する場合は、必ずそこで何をしたいかプランニングの段階でイメージしましょう。

ちなみに、ロフトが床面積に算入されないように天井高を1.4m以下にすると、大人の方は腰をかがめなくてはいけなくなり、動作が制限されるのでご注意ください。

高断熱仕様は必須

ロフトのある家を建てる場合は、外気温や日射熱の影響を最小限に抑えられる高断熱仕様にしましょう。

ロフトをつくると、部屋の空間容積が大きくなり、空調が効きにくくなる点には注意が必要です。

また、屋根が受ける日射熱によって、天井付近が暑くなる可能性は否めません。

断熱性に加えて気密性のある家にすると、光熱費削減や快適な室内環境の実現など、複数のメリットを得られます。

〈関連ページ〉気密性の高い家のデメリット解消には断熱性・換気性が必須|ハウスメーカー選び、高気密のメリットも解説

ロフトを設ける空間にはシーリングファンを設置

ロフトのある部屋には、空気の流れを作るシーリングファンを取り付けましょう。

いくら高断熱・高気密の住宅でも、人が室内に長時間滞在すると室温が上がる可能性もあります。

また、ロフトのある空間で暖房を使用すると、暖かい空気は上昇して天井付近に溜まり、足元がいつまでも暖かくなりません。

シーリングファンをつけると、室内の空気が攪拌されるだけではなく、夏は送風によって体感温度を下げられます。

インテリアデザイン・開放感を損なわない落下対策を検討する

ロフトには落下対策の腰壁や柵が必須ですが、見た目を重視してスリムなデザインにすると安全性が損なわれ、逆に安全性を重視すると圧迫感が出る可能性があります。

そのため、おしゃれなロフトのある部屋に仕上げたい方は、工務店等の設計施工事例を複数見て、イメージに合うプランを見つけましょう。

「平屋+ロフトの家」おしゃれな実例

第一住宅は、栃木でロフトやスキップフロアのある平屋建て住宅を数多く手掛けてきた実績があります。

その中からいくつかの事例を抜粋して間取りやデザインのポイントを紹介します。

こちらは、リビングの一角に固定階段で上り下りできるロフトを作った事例です。

ロフト下の空間は、天井の低さを利用して、まるで秘密基地のようなお子様のプレイルームにしました。

可動棚を設置しているので、将来的には納戸やパントリーとして活用可能です。

こちらの事例は、ロフトの天井低さを活用してワークスペースにした事例です。

ロフトは天井が低くても、椅子に腰掛けて作業すれば、不便さをあまり感じません。

また、小さなお子様がいらっしゃらなければ、スリムですっきりとしたデザインの手すりを組み合わせ、開放的にすることも可能です。

こちらは、ロフトをお子様が楽しめるスペースにした事例です。

小さなお子様のおもちゃや本をリビングにおくと、どうしても片付けが大変で雑多な印象になりがちですが、ロフトをプレイスペースにすると、遊んだままの状態でもリビングをきれいに保てます。

本棚や造作カウンターを設けたので、お子様の成長に合わせてリビング学習のスペースとしても活用できます。

第一住宅には、今回紹介しきれなかった高性能でおしゃれな家の施工事例がまだたくさんあります。

栃木でマイホームを検討中の方は、ぜひごらんください。

〈施工事例

ロフト付き住宅Q&A

最後に、ロフト付き住宅をご希望の方から、第一住宅がよくいただく質問・回答を紹介します。

Q.ロフトの活用方法は?寝室にできる?

A.ロフトは建築基準法上「小屋裏物置等」とされていますが、収納スペース以外にも活用可能です。ただし、個室にはできないため、プライバシーへの配慮が必要になります。

多くのご家庭では、ロフトを以下の用途に活用されています。

  • ・季節ものをしまう納戸
  • ・お子様のプレイスペース・リビング学習スペース
  • ・ご家族皆様で共有できるライブラリー
  • ・リモートワークスペース・書斎
  • ・来客時にご家族がくつろぐセカンドリビング

寝室や客間などに利用することも可能ですが、天井高が低いとベッドから立ち上がりにくく、また、壁で完全に区切られないため、下からの視線が気になるのでご注意ください。

Q.ロフト付きの平屋を建てる費用はどのくらい?

A.国土交通省の調査によると、木造戸建住宅の建築費用は「21.7万円/㎡(71.6万円/坪)」ですが、床面積・性能のグレードによって住宅の価格は大きく異なります。

〈参考〉e-Stat統計で見る日本|建築着工統計調査|2024年

ロフト付きの高断熱高気密住宅を建てる場合は、90〜100万円/坪が相場です。

この単価を一般的な家の大きさに当てはめると、以下の通りになります。

延べ床面積建築費用※の目安
20坪1,800〜2,000万円
30坪2,700〜3,000万円
40坪3,600〜4,000万円

※上記価格には、土地の購入価格や事務手数料や外構工事費用等は含まれません。詳しくは、工務店等にご確認ください。

〈関連ページ〉栃木で4000万円で注文住宅が建てられるのか?土地価格と建物価格相場をまとめてみました

〈関連ページ〉小山市への移住支援制度〜家づくりをお考えの方、必見!

Q.2026年に住宅の新築で使える補助金はある?

A.2026年度には、新築住宅を対象とした「みらいエコ住宅2026事業」が実施され、最大110万円/戸が支給されます。

ただし、この補助事業の対象となるためには、原則としてGX志向型住宅として以下の条件を満たす必要があります。

  • ・高い断熱性能(断熱性能等級6以上)
  • ・一次エネルギー消費量※の削減(再エネ除いて削減率35%以上、再エネ含み削減率100%以上)
  • ・太陽光発電などの再エネ設備(多雪地域や都市部狭小地は除く)
  • ・高度エネルギーマネジメント(HEMS※)の設置

※一次エネルギー消費量:建物における空調・換気・照明・給湯などの設備による消費エネルギーで、基準値から設計時に算出した値の削減率を評価する

※HEMS(ヘムズ):ホーム・エネルギー・マネージメント・システムの略称で、家庭内の消費エネルギー量を見える化し、自動で制御・管理するシステム

子育て世帯もしくは若者夫婦世帯の場合は、住宅の対象要件が引き下げられ、長期悠長住宅やZEH水準住宅でも補助金(35〜75万円、建て替えの場合は+20万円)を受け取れます。

〈参考〉国土交通省|みらいエコ住宅2026事業について

詳しくは、補助金申請サポートの実績が豊富な工務店にご相談ください。

第一住宅のモデルハウス(栃木県小山市)は、建築家によるおしゃれな設計と、ハイグレードな高気密・高断熱を体感していただけます。

お気軽にご予約ください。

まとめ

平屋+ロフトの家には、メリットとデメリットがあり、天井高や広さ、固定階段の設置を検討する上で注意すべき点がいくつもあります。

ロフト付き住宅を後悔したくない方は、設計施工実績が豊富な工務店にご相談ください。

今回紹介した情報を参考にして信頼できる施工業者を選び、ご家族の理想の家を実現していただけると幸いです。

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