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コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?

2021.10.26

新型コロナの影響で、住まい、暮らし方、働き方が大きく変わりはじています。コロナ禍時代の家づくりは、具体的にどんな考え方で家づくりを検討していけばよいのでしょうか?そこで、今回はアフターコロナ、ウィズコロナの新たな家づくりの考え方、間取りの工夫、そして家づくりにおいての生活の質(QOL)向上についてもご紹介します。ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。


【目次】


– 長引くコロナ禍で変わる「住まいと暮らしのニーズ」

– コロナ禍で変わる間取りの需要


 ①ウイルスを室内に持ち込まない

 ②なるべく触らない

 ③ストック品も十分収まる収納スペース

 ④在宅勤務スペース

 ⑤1日中、1年中快適な室内


– こんな時代だからこそ、生活の質(QOL)を向上できる家を


 ①健康に暮らせる“健康寿命を延ばす”

 ②光熱費が削減でき安定


– まとめ



|長引くコロナ禍で変わる「住まいと暮らしのニーズ」


新建新聞社が住宅の建築・購入を検討中(契約済み含む)の男女600人を対象に行ったアンケート結果がとても興味深い内容です。


上位10位以内の4項目が家の性能に関しての回答だったことです。これからの住まい選びは、光熱費の削減や快適性、安全性に優れる高性能化は必須になりつつあるようです。コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?



|コロナ禍で変わる間取りの需要


上記の点を含め、どうすればコロナ禍の中で快適で生活のしやすい間取りになるのかをまとめてみました。



①ウイルスを室内に持ち込まない

玄関の近くに手洗いスペースを設けて、室内になるべくウィルスを持ち込まないことで、感染症の予防になります。玄関に手洗い専用の洗面スペースを別に設けるのも良いですね!

コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?



②なるべく触らない

コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?最近よく見かけるタッチレスタイプの水栓は、手を触れずに水を出したり止めたりできるので、感染対策に重宝します。また、泥だらけの手やバイ菌が付着しているかもしれない手を洗う時でも、蛇口に触れる必要がないため清潔です。人感センサーの照明を玄関に設置すれば、帰宅して手を洗う前にスイッチを触れずに済みますので、こちらも感染対策には良いですね。



③ストック品も十分収まる収納スペース

感染対策のため、「不要不急の外出を避ける」というものがありました。そうなると食料や日用品のストック品がどうしても増えてしまいます。そんなときにおすすめなのがキッチンの近くに設けた収納スペース。コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?こちらの収納は食品だけでなく、日用品もストックできる大容量。ウォークスルーで通り抜けでき、通路兼収納なのでとても使いやすい間取りです。(間取り図:左)

コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?

コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?

こちらは玄関から直接繋がる収納スペースです。買ってきたものを、すぐに仕舞えますし、この裏側はキッチンになっているので食品庫としても使いやすい間取りです。(間取り図:右)



④在宅勤務スペース

新型コロナウィルスの影響で在宅勤務をする方が増えている一方、いわゆる「書斎」がある家はとても少ないように思います。ウィズコロナの今後は、子供のオンライン授業ももっと増えると思いますので、実用的で使いやすい書斎スペースを考えてみると良いでしょう。

こちらはリビングの一角に設けた書斎スペース。一番間取りに取り入れやすいタイプです。仕事用にも家事用にも、子供の宿題用にも様々な使い方ができます。

こちらは2階のホールに設けた書斎スペース。2階建ての場合は1階に設けるよりも2階がおすすめです。どうしても生活音がしがちな1階。そこから距離をとれる場所の方が静かに業務をこなせますね。

もっと詳しく在宅勤務スペースについて知りたい方はこちら

コロナ禍で変わる家づくり~生活の質を向上させる性能の良い家とは?書斎つくりで失敗しない!テレワークのための【実例付き】ポイント紹介

テレワークになっても安心!快適な書斎を作る方法



⑤1日中、1年中快適な室内

「ステイホーム」「不要不急の外出を避ける」「在宅ワーク」「オンライン授業」、どれもこれも家にいる時間を増やす要素です。そうなると気になるのが家にいる時間をいかに快適にするかということです。室内が「快適」とは、爽やかなキレイな室内空気、そして適切な室温です。冷暖房をガンガンつけて、適切な室温にしても、換気がしっかりされていなければ、空気は汚れます。また、冷暖房に頼るということは、光熱費の増加にもつながります。1日中、1年中快適な室内にするためには、「高気密」「高断熱」「適切な換気」が重要です。これらに配慮できる家づくりが必要です。



|こんな時代だからこそ、生活の質(QOL)を向上できる家を


QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)は「生活の質」という意味で、“より自分自身が幸福だと感じられる生活の質”を判断基準としています。この「生活の質」の向上を目指す暮らしがこれからは重要になってきます。



「生活の質」を向上させる暮らしとは?

①健康に暮らせる“健康寿命を延ばす”

病気のリスクを減らし、快適と感じる住まいの温熱環境には、住宅の高い断熱性能と気密性能が欠かせません。夏暑く冬寒いという住環境は、熱中症や冷え性、ストレスなどの要因になり、将来的な病気のリスクを高めてしまいます。高性能な省エネの住まいは健康寿命を延ばすことに貢献し、生活の質を向上させます。





②光熱費が削減でき安定

自分の生活する住まいがある限り、必ずつきまとう光熱費。光熱費を削減することは生活費の節約につながります。ですが、光熱費を節約するために寒い室温に耐える、暑い室温で我慢する、ということでは生活の質の向上には程遠くなってしまいます。光熱費を削減できる省エネな住まいで生活することで生活の質も向上していきます。



|まとめ



今、家づくりの考え方が大きく変わりはじめています。ウィズコロナ、アフターコロナの家づくりは、一昔前の「より豪華で、より広い家」を求めていた贅沢意識の強い価値観とは違い、「どんな暮らしをしたいのか?」という、自分自身ライフスタイルに対する価値観を大切にする考え方に変わってきています。家族の数だけ最適な家のカタチがあります。理想の暮らし、住みやすい家。それは決してひとつのカタチではありません。第一住宅はそれぞれの家族の想いを、紐解きながら設計を進めていきます。ぜひ一度あなたの理想の家づくりをお聞かせください。

「生活の質」を向上させる家づくりを見学できるモデルハウスはこちら




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