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梅雨のじめじめ&べたべたは小さな工夫で解決!

2020.05.30

今年も、じめじめする梅雨の季節が到来しますね。そこで湿度をコントロールして快適に、さらには省エネで解決できる「梅雨のじめじめ対策」を紹介します。


|目次


-窓を開けると逆効果!?

-除湿器よりもエアコンの方が効果的!?

-床掃除でベタベタをふき取る!

-梅雨時の洗濯室内干しを効率よく乾かすには?





窓を開けると逆効果!?




梅雨のじめじめ&べたべたは小さな工夫で解決!室内で快適に感じられる湿度は40~60%と言われています。60%以上になるとカビが発生しやすくなります。さらにカビを栄養源とするダニも増殖し、アレルギーの原因になるなど悪循環が起きてしまいます。そのため、感覚的に不快だからというだけではなく、湿気対策することで健康にも貢献できるのです。

梅雨どきに、意外と多くの人がやってしまう間違いは、雨が降っている日に窓を開け風を通して快適にしようとすること。外の湿度が室内より大幅に低い場合は別ですが、窓を開けてしまえばかえって湿気を招き入れてしまい、快適とは真逆に。梅雨時期に効率よく換気するには、晴れた日限定で窓を開けた換気をすることが大切です。





除湿器よりもエアコンの方が効果的!?




梅雨のじめじめ&べたべたは小さな工夫で解決!除湿といえば、除湿機を思い浮かべる人が多いと思います。除湿機には主に3種類あります。種類により消費電力と除湿量には違いはありますが、どれも広い部屋というよりも、限定された空間で能力を発揮するのが除湿器です。そのため、部屋の除湿よりも洗濯物を乾かすための除湿に向いていると言えます。

と言うのも、いずれの種類の除湿機よりもエアコンの除湿機能の方が断然除湿力が高いのです。設定温度が少し高めでもかなり涼しく感じるはずですし、1時間当たりの電気代も約4円ですので大いに活用することをオススメします。エアコンはスタート時が一番電力を消費するので、こまめに電源を切るよりも、28度くらいをキープして長くつけておくと省エネになります。





床掃除でベタベタをふき取る!




梅雨のじめじめ&べたべたは小さな工夫で解決!湿度が高くなると、フローリングのベタベタも気になります。これは湿気だけでなく、足の裏の皮脂なども原因になっています。そのため、床の拭き掃除をオススメします。雑巾がけをするのはちょっと…という人は、住居用ワイパー(クイックルワイパーなどのフロア用掃除用具)でも構いません。しっかり拭いた後のサラサラ感は格別です!床掃除の時にオススメなのは、重曹スプレー。分量は、水400ccに重曹小さじ4。適度にフローリングにスプレーして、モップや雑巾などで拭き取りましょう。

最近よく耳にする無垢のフローリングの場合は、梅雨~夏には余分な湿気を吸収し、逆に乾燥する秋~冬には排出する調湿作用があります。そのため梅雨のベタベタ床とは無縁です。梅雨どきに限らず裸足で過ごせるというのは気持ちの良いものですよね。これから新しく家を建てる人は無垢のフローリングも視野に入れてみてはいかがでしょうか。





梅雨時の洗濯室内干しを効率よく乾かすには?




梅雨のじめじめ&べたべたは小さな工夫で解決!梅雨どきに特に困るのは洗濯物。部屋干しをする際には、エアコンを除湿運転したうえで、サーキュレーターなどの風を洗濯物に強めに当てたり、除湿器をメインに使う場合は、はなるべく湿気の元となる室内干し(洗濯物)のそばに置くと良いでしょう。渇きが早くなりますよ。

家の中で出る湿気についてはある程度の対策ができますが、外から入る湿気への対策には限界があります。気密性の低い住宅は、外からどんどん湿気のある空気が入ってきてしまいます。そのため、これから住まいを検討する人には、気密性の高い住宅を選ぶことをオススメします。

梅雨のじめじめ&べたべたは小さな工夫で解決!気密性の高い家は、隙間が少ないため外の湿気に影響されにくく、その上で適切な換気システムとエアコンの除湿機能を併用すれば、簡単に室内の湿度をコントロールできます。気密の高い家では、気密の低い一般的な既存の住宅に比べて、動かすエアコンの出力も大幅に少なくてすむので省エネにもなります。洗濯室内干しも梅雨どきを含めてよく乾くので室内干しへの嫌なイメージも変わるはずですよ。

『洗濯物がよく乾く、気密性の高い家を建てる栃木県の工務店』


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