栃木市｜借景を愉しむ平屋

完成見学会の誘いを受け、足を運んだ際「モデルハウスは凄かったけど、実際の建物は普通だなと感じて。どこもこんなものなのかなとも思ったんですけど、家づくりを考え始めてしまったので、もっと自分たちで色々調べてみようと、SNSを見るようになりました」とSさん。

それと同時に土地探しも本格化。Ｓさん夫妻は静かな暮らしをと、開発された住宅地から少し離れた田園エリアでの土地探しをしたそうです。「家を建てるならこの辺りが良いなと思っていたエリアに売地が出るとの情報を秘かに得ていて、いつ情報が公開されるかなと待っている感じでした」とＳさん。情報が公開されたらすぐに買い付けをいれ、土地購入となったそうです。

そんな折、第一住宅の完成見学会の広告を見て、興味を持ち見学。「この完成見学会のお宅が本当に印象的でした。前に違う住宅会社さんで見学したお宅とほぼ同じ広さなのに、第一住宅さんの方が圧倒的に広く感じましたし、何よりカッコ良い！見れば見るほど、話を聞けば聞くほど良いな！素敵だな！と感動しましたね」とSさん。

そんなSさん夫妻の家は100坪超えの東西に広い土地のほぼ中央に建てられています。LDKでまず目に飛び込んでくるのは、敷地向こうにある栗林。窓いっぱいに木々が広がるのでご夫妻の癒しになっているそうです。「建築家さんがこの借景を利用した間取りを提案してくれたんです。自分達には到底思いつかないアイデアに感動したのを今でも覚えています」とSさん。

玄関から右手のプライベートゾーンは水回りやファミリークローゼットを設けています。「このエリアは夫婦で窓無しゾーンって呼んでて(笑)打ち合わせ中は窓なくて本当に大丈夫かな？って不安でしたね。先生は大丈夫ですよって言ってくれてたんですけど。いざ住んでみたら、全然問題ない、むしろ窓要らないんだって夫婦で納得しました。道路側がこの窓無しゾーンなので、ほとんどの友達がずいぶん攻めた外観だねって言うんですよね。でも室内に入ると外観とは違う印象に友だちも驚いてて。何だか驚いてもらえると嬉しいですね」とSさん。

玄関から左手はSさん待望のガレージにつながっています。「昔から車が好きだったので、ガレージへの憧れがあって、絶対ガレージは欲しいと建築家さんにお願いしました。本当は車が入るくらいの広さにしたかったんですけど、予算の都合で諦めました。でも、メンテナンス機材を自由にレイアウト出来て、大好きなものに囲まれているのでお気に入りの空間です。」とSさん。

造作の洗面台、回遊できる水回りの動線は夫人のこだわりです。また、LDKの窓際に一直線に作った間接照明もこだわりのひとつ。「間接照明はどこかに欲しいとはお願いしていました。そしたら建築家さんがこのLDKの窓際に無垢材を張った間接照明と外の軒天とつながるデザインを提案してくれて。ここは借景もあり見せ場なので、樋もなくそうと提案いただきました。樋がないので雨が降るとポタポタと雨水が垂れてくるのが、また趣があって、とても気に入っています。住んでみて、本当に色々考えてくれた結果が詰まってるなと日々実感しています」と夫人。

「最初は抵抗のあった西向きの間取りも、今は自分たちが理想としていたのんびりとした、人目を気にしない生活に合っていて、さすが建築家さんだな！と思っています。性能の良さも住んでみて実感しています。エアコン1台で暖かい、涼しいとは聞いていましたけど、やっぱり心配でもう1台つけたのに、結局1度も使っていません(笑)すべてが想像以上で大満足の家になりました。」夫妻の希望の詰まった理想の家が完成しました。